アプリリア・RS125R (Aprilia RS 125 R) は、アプリリアロードレース世界選手権(MotoGP)125ccクラスに参戦するために製造したロードレーサーアプリリア・AF1の後継として製造された。1991年にデビューし、その後多くのアップグレードが施された。

アプリリア・RS125R
基本情報
エンジン
125cc 2ストロークエンジン
内径×行程 / 圧縮比 __ × __ / __
      詳細情報
製造国
製造期間 1991年-2011年
タイプ
設計統括
デザイン
フレーム
全長×全幅×全高
ホイールベース
最低地上高
シート高
燃料供給装置
始動方式
潤滑方式
駆動方式
変速機
サスペンション
キャスター / トレール
ブレーキ
タイヤサイズ
最高速度
乗車定員
燃料タンク容量
燃費
カラーバリエーション
本体価格
備考
先代 アプリリア・AF1
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車 Gilera 125 GP
ホンダ・RS125R
KTM 125 FRR
スズキ・RGV-Γ125
ヤマハ・YZR125
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RS125R(後継のRSA125を含む)は13回の世界タイトルを獲得している(うちデルビ・ブランドで2回、ジレラ・ブランドで1回)。特に2006年 - 2011年にかけては125ccクラス6連覇を達成した。

概要 編集

1991年型の燃料タンクは12リッターの容量であったが、1994年に13リッター、1995年には14リッターに改良された。オリジナルのキャブレターDell'Orto VHSB 39 であったが、1996年に Dell'Orto VHSD 41 、2006年には Dell'Orto VHSG 42 にアップグレードされた。

1996年以降、フロントブレーキは直径300mmのカーボン製シングルディスクとなったが、その後275mmに縮小され、2000年からはダブルディスクに戻された。

2007年以降、新型のRSA125が開発され、一部のライダーに供給された。RSAは旧型に比べ多くの改良点があり、その中にはインテークシステム及びエンジンの改良が含まれる。2011年一杯でMotoGPの125ccクラスが終了しMoto3クラスへ移行したため、MotoGPからは姿を消したが、旧型はいくつかのアップグレードが施され、RS 125 LEとして現在も使用されている。

RSA(およびRS125の「進化」版)は「アプリリア」ブランドだけで無く、同じピアッジオグループの「ジレラ」「デルビ」ブランドでもグランプリに投入された。

本マシンで世界チャンピオンを獲得したライダー 編集