アリレザ・フィルージャ

イラン出身のフランス人チェスプレーヤー

アリレザ・フィルージャ(Alireza Firouzja, 2003年6月18日 - )は、イラン出身のフランスチェスプレーヤーで、グランドマスター

Alireza Firouzja
2018年
イランの旗 イラン/フランスの旗 フランス
生誕 (2003-06-18) 2003年6月18日(20歳)
マーザンダラーン州, バーボル
タイトル グランドマスター (2018)
FIDEレート 2785 (2022年11月)
最高レート 2804 (2021年12月)
ランキング 2位 (2021年12月)
最高ランキング 2位 (2021年12月)
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来歴 編集

イランのマーザンダラーン州バーボルに生まれ[1]、8歳の時にチェスを始めた。

2016年、12歳でイランチェス選手権を優勝。2018年にグランドマスターになった。

2019年4月の大会で、イスラエル選手と対戦予定だったフィルージャは、イランの対イスラエルボイコットにより大会を途中棄権することになった[2]。同年12月の早指しチェスの世界選手権においても、イランは自国選手がイスラエル選手と対戦することを禁止し大会辞退させる姿勢を示した。これを機に、フィルージャはイランチェス連盟を脱退し、国際チェス連盟所属として大会出場することになった。

2021年7月にフランス国籍を取得。同年12月、史上最年少となる18歳5カ月でレーティング2800以上を記録(マグヌス・カールセンの記録を5ヶ月更新)し、世界ランク2位に浮上した。

2023年世界チェス選手権の挑戦者決定戦(Candidates Tournament 2022)へ出場予定。

外部リンク 編集

脚注 編集

  1. ^ Cmiel, Thorsten (2018年6月12日). “Im Fokus: Alireza Firouzja”. ChessBase. 2021年12月30日閲覧。
  2. ^ Pai, Adiya (2019年4月20日). “Grenke Open: Iranian star hands free point to Israeli”. ChessBase. 2021年12月30日閲覧。