アルタイ山脈
西シベリアとモンゴルにまたがる山脈
アルタイ山脈(アルタイさんみゃく)は、西シベリア、モンゴル、カザフスタンにまたがる山脈。漢字で阿爾泰山脈とも[1]。
アルタイ山脈 | |
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![]() アルタイ山脈の位置 | |
所在地 |
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最高峰 | ベルーハ山(4,506 m) |
延長 | 2,000 km |
幅 | 600 km |
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名称編集
モンゴル語で「金の山」を意味する ᠠᠯᠲᠠᠢ алт-тай(直訳すると「金とともに」)が由来である。その他の言語での名称は、アルタイ語ではАлтай туулар、カザフ語ではАлтай таулары、ウイグル語ではئالتاي تاغلىرىまたはАлтай Тағлири、ロシア語ではАлтайские горыである。
地理編集
東は、塩水湖のウヴス・ヌール、キヤールガス・ヌール、ドルゴン・ヌールや、淡水湖のen:Khar-Us Lake、en:Khar Lake (Khovd)、en:Airag Lakeなど、多くの湖が点在する北西モンゴル台地(Ubsunur Hollow、Great Lakes Depression)に接する。雪線はアルタイ山脈の東部分で1875m、西の方では北側約2010m、南側約2340mであり、雪線を越す峰は多い。アルタイ山脈の最高峰はベルーハ山(4506m)。
周辺の住民編集
シベリア側はロシア人・カザフ人などが農牧を営み、モンゴル側には遊牧のウリャンカイ人、アルタイ系カザフ人、キルギス人、トルグート氏族などが住む[2]。
産出鉱物編集
ギャラリー編集
カザフスタンにあるアルタイの山々
脚注編集
- ^ “百科事典マイペディアの解説”. コトバンク. 2018年2月17日閲覧。
- ^ 相馬拓也 『草原の掟-西部モンゴル遊牧社会における生存戦略のエスノグラフィ』ナカニシヤ出版、2022年1月。