アルバート・クレイグ(Albert M. Craig, 1927年12月9日 - 2021年12月1日)は、アメリカ合衆国の日本研究者、ハーバード大学名誉教授(専門は日本近代史)。

略歴

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シカゴ出身。少年期に柔道を習ったのをきっかけに日本に興味を持ち、1946年から1947年まで米国陸軍諜報部員として日本滞在、宮崎京都に駐屯した。1949年にノースウェスタン大学哲学科卒業後、ストラスブール大学京都大学大学院に留学。

1959年よりハーバード大学エドウィン・ライシャワーに師事、第2世代の日本研究者として日本史の研究と教育に携わる[1]エドウィン・O・ライシャワー日本研究所所長、ハーバード燕京研究所所長を歴任。明治維新幕末期における長州藩の役割などを専門に研究[2]。1988年に旭日章受勲。

門下生にコロンビア大学名誉教授のヘンリー・スミス(1941年生。イエール大学卒、ハーバード大学博士号取得)などがいる[3]

著作

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脚注

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  1. ^ アルバート・M. クレイグコトバンク
  2. ^ 明治維新を主導したのはなぜ薩長だったのか、ハーバード大教授が徹底解説ダイヤモンド・オンライン、2017.10.12
  3. ^ H. スミス氏インタビュー 新人会とは何だったか東大新聞オンライン、2018年5月30日

関連項目

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