アレクセイ・オレイニク (格闘家)

アレクセイ・オレイニクウクライナ語: Олексі́й Олі́йник, 英語: Aleksei Oleinik, 1977年6月25日 - )は、ウクライナ男性総合格闘家ハルキウ出身。アメリカ合衆国フロリダ州パークランド在住。

アレクセイ・オレイニク
基本情報
本名 アレクセイ・アレクセイオヴィチ・オレイニク
(Oleksiy Oleksiyovych Oliynyk)
通称 ザ・ボア・コンストリクター[1]
国籍 ロシアの旗 ロシア
 ウクライナ
生年月日 (1977-06-25) 1977年6月25日(46歳)
出身地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ウクライナ・ソビエト社会主義共和国の旗 ウクライナ・ソビエト社会主義共和国ハルキウ
居住 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フロリダ州パークランド
所属 レッドデビル・スポーツクラブ
→K-Dojo Warrior Tribe
アメリカン・トップチーム
身長 188 cm
体重 110 kg
リーチ 203 cm
階級 ミドル級ライトヘビー級
ヘビー級
バックボーン コンバットサンボ (スポーツマスター)
柔術 (黒帯四段)
ブラジリアン柔術 (黒帯)
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獲得メダル
 ウクライナ
男子 コンバットサンボ
世界コンバットサンボ選手権
2005 モスクワ 90 kg超級
2010 キエフ 90 kg超級
ユーラシアサンボ選手権
2001 キエフ 90 kg超級

来歴 編集

ソビエト社会主義共和国連邦ウクライナ・ソビエト社会主義共和国(のちのウクライナハルキウで生まれた。

幼少期から様々な格闘技に取り組み18歳までに柔道ボクシングサンボ忍術近接格闘術テコンドー柔術を習った[2]

1996年総合格闘技を始め1997年にプロデビュー[1]

2010年、Bellatorヘビー級トーナメントに参戦するも準決勝でニール・グローブにTKO負け。

2010年10月、世界コンバットサンボ連盟主催の世界コンバットサンボ選手権90 kg超級で優勝を果たした[3]

2013年11月9日、ロシアで行われたLEGEND.2でエメリヤーエンコ・アレキサンダーの代役としてミルコ・クロコップと対戦。1R袈裟固めの体勢からのヘッドロックで一本勝ち。

UFC 編集

2014年6月28日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Swanson vs. Stephensアンソニー・ハミルトンと対戦し、袈裟固めで一本勝ち。

2014年11月22日、UFC Fight Night: Edgar vs. Swansonでジャレッド・ロシュルトと対戦。序盤は劣勢だったものの左フックで逆転KO勝ち[4]。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2014年12月30日、37歳でロシア国籍を取得した[5]

2016年12月、アメリカ合衆国フロリダ州に移住。

2017年1月15日、UFC Fight Night: Rodriguez vs. Pennでヴィクトル・ペスタと対戦し、マウントポジションを奪われるも下からの変形のエゼキエルチョーク(裸絞の一種ノーギ・エゼキエル・チョーク)で一本勝ち。UFC史上初のエゼキエルチョークでの勝利となり[6]、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年7月8日、UFC 213: Romero vs. Whittakerでヘビー級ランキング9位のトラヴィス・ブラウンと対戦し、ネッククランクで一本勝ち。

2017年11月4日、UFC 217でヘビー級ランキング12位のカーティス・ブレイズと対戦。ブレイズが4点ポジションで誤って顔面に蹴りを放ち、そのままドクターストップでTKO負け。

2018年5月12日 、UFC 224でヘビー級ランキング14位のジュニオール・アルビニと対戦し、エゼキエルチョークを極めて一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2018年9月15日、UFC Fight Night: Hunt vs. Oliynykでヘビー級ランキング8位のマーク・ハントと対戦し、リアネイキドチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年4月20日、UFC Fight Night: Overeem vs. Oleinikでヘビー級ランキング7位のアリスター・オーフレイムと対戦し、TKO負け。

2019年7月20日、UFC on ESPN: dos Anjos vs. Edwardsでヘビー級ランキング14位のウォルト・ハリスと対戦し、TKO負け。

2020年1月18日、UFC 246でモーリス・グリーンと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2020年5月9日、UFC 249で元王者ファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦し、2-1の判定勝ち。

2020年8月8日、UFC Fight Night: Lewis vs. Oleinikでヘビー級ランキング4位のデリック・ルイスと対戦し、TKO負け。

2022年10月10日、UFCとの契約満了を迎え、UFCから離脱した。

戦績 編集

総合格闘技 戦績
78 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
60 8 47 5 0 0 1
17 9 2 6 0

獲得タイトル 編集

  • 世界コンバットサンボ選手権 90 kg超級 優勝(2005年)
  • KSW 8ヘビー級トーナメント優勝(2007年)
  • 世界コンバットサンボ選手権 90 kg超級 優勝(2010年)
  • グラップラーズ・クエスト スーパーウェイトトーナメント 優勝(2011年)

表彰 編集

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集