インヘリタンス (映画)

インヘリタンス』(原題:Inheritance)は2020年に公開されたアメリカ合衆国スリラー映画である。監督はヴォーン・スタイン、主演はリリー・コリンズが務めた。

インヘリタンス(日本語タイトル未定)
Inheritance
監督 ヴォーン・スタイン
脚本 マシュー・ケネディ
製作 アリアンヌ・フレイザー
リチャード・バートン・ルイス
デヴィッド・ウールフ
製作総指揮 アンダース・エアデン
リチャード・ゴールドバーグ
Santosh Govindaraju
ピーター・ジャロウェイ
ガブリエル・ジェロウ
ジョセフ・ラニウス
ダニエル・ネグレ
デルフィーヌ・ペリエ
サイモン・ウィリアムズ
ダン・リアドン
出演者 リリー・コリンズ
サイモン・ペグ
コニー・ニールセン
チェイス・クロフォード
音楽 マーロン・エスピノ
撮影 マイケル・メリマン
編集 クリスティ・シメック
製作会社 インジーニアス
サウスポー・エンターテインメント
レッドライン・エンターテインメント
ハイランド・フィルム・グループ
配給 アメリカ合衆国の旗ヴァーティカル・エンターテインメント
公開 アメリカ合衆国の旗2020年5月22日
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗$125,038[1]
テンプレートを表示

ストーリー編集

2008年ニューヨークの政財界に絶大な影響力を誇る名家、モンロー家の当主(アーチャー)が急逝した。アーチャーの不動産は妻(キャサリン)、息子(ウィリアム)、娘(ローレン)の3人が分割して相続することになった。一家の顧問弁護士、ハロルドはローレンにだけ「アーチャー氏は豪邸のどこかに金庫を隠していたそうです」と告げた。ローレンが隠し金庫を探していると、見知らぬ男が監禁されているのを発見した。男はモーガン・ワーナーと名乗り、アーチャーの手で30年以上も監禁されていたと主張した。

モーガンが眠っている隙を突いて、ローレンは彼の指紋を採取して身元の照合を行うことにした。目を覚ました後、モーガンは「かつて俺はアーチャーのビジネスパートナーだった。ところが、ある日の夜、俺とアーチャーは飲酒運転をして歩行者をひき殺してしまった。事件の隠蔽を図ったアーチャーは俺が警察に密告するのを恐れた。だから、俺を自宅に監禁することにしたようだ。それ以来、俺はアーチャーにとって神父のような役回りを演じることになった。あいつは俺の前で多くの過ちを懺悔した」などと語った。この告白を聞いたローレンは心底ゾッとした。モーガンが全てを明るみに出せば、自分の検事としてのキャリアが断たれてしまうからである。そこで、ローレンはモーガンに大金を掴ませて外国に飛んでもらおうとしたが、事はそう上手く運ばなかった。モーガンの狙いは金ではなかったのである。

キャスト編集

製作編集

2018年11月1日、サイモン・ペグとケイト・マーラが本作に出演することになったと報じられた[2]2019年2月、スケジュールの都合でマーラが降板したことを受けて、リリー・コリンズが代役として起用された[3]。同月、本作の主要撮影アラバマ州バーミングハムで始まった[4]。3月25日、コニー・ニールセン、チェイス・クロフォード、パトリック・ウォーバートンの起用が発表された[5]。4月、マルク・リチャードソンがキャスト入りした[6]

公開・マーケティング編集

2020年3月5日、ヴァーティカル・エンターテインメントとディレクTVが本作の配給・配信権を獲得したとの報道があった[7]。19日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[8]。4月20日、本作はトライベッカ映画祭でプレミア上映される予定だったが[9]、3月中旬に新型コロナウイルスの流行が拡大したため、映画祭自体が延期となった[10]

評価編集

本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには52件のレビューがあり、批評家支持率は25%、平均点は10点満点で4.31点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「風変わりな設定に秘められた狂気が画面上に出てくるまでが長すぎるため、スリラー映画を標榜しているにも拘わらず、スリルがほとんど感じられない。『インヘリタンス』は観客から拒絶されるに違いない。」となっている[11]。また、Metacriticには18件のレビューがあり、加重平均値は31/100となっている[12]

出典編集

  1. ^ Inheritance (2020)”. The Numbers. 2020年7月30日閲覧。
  2. ^ Kate Mara, Simon Pegg Tapped for Thriller 'Inheritance' (Exclusive)”. Hollywood Reporter (2018年11月1日). 2020年7月30日閲覧。
  3. ^ Lily Collins Is Joining Simon Pegg In Thriller ‘Inheritance’ – EFM”. Deadline.com (2019年2月6日). 2020年7月30日閲覧。
  4. ^ ‘Inheritance’ filming in Birmingham this month with Kate Mara, Simon Pegg”. AL.com (2019年2月5日). 2020年7月30日閲覧。
  5. ^ Chace Crawford Joins Lily Collins in Thriller 'Inheritance'”. Hollywood Reporter (2019年3月25日). 2020年7月30日閲覧。
  6. ^ Marque Richardson Joins Simon Pegg & Lily Collins In ‘Inheritance’”. Deadline.com (2019年4月17日). 2020年7月30日閲覧。
  7. ^ Lily Collins-Simon Pegg Thriller ‘Inheritance’ Acquired By Vertical & DirecTV Ahead Of Tribeca Premiere”. Deadline.com (2020年3月5日). 2020年7月30日閲覧。
  8. ^ Inheritance Official Trailer (HD) Vertical Entertainment”. YouTube (2020年3月19日). 2020年7月30日閲覧。
  9. ^ Tribeca Fest 2020 Sets Feature Film Lineup With 95 World Premieres”. Deadline.com (2020年3月3日). 2020年7月30日閲覧。
  10. ^ Tribeca Film Festival Postponed Amid Coronavirus Fears”. Hollywood Reporter (2020年3月12日). 2020年7月30日閲覧。
  11. ^ Inheritance”. Rotten Tomatoes. 2020年7月30日閲覧。
  12. ^ Inheritance (2020)”. Metacritic. 2020年7月30日閲覧。

外部リンク編集