ウミツボミ綱(ウミツボミこう、学名:Blastoidea)とは、シルル紀からペルム紀にかけて生息していた、動物界棘皮動物門に属する絶滅した海生の動物群の一つ。

ウミツボミ綱
ウミツボミ
地質時代
シルル紀 - ペルム紀
分類
: 動物界
階級なし : 左右相称動物
階級なし : 後口動物
: 棘皮動物
亜門 : 有柄亜門
: ウミツボミ綱

ペルム紀末の大量絶滅によって絶滅した。

形態 編集

ウミリンゴ、ウミユリ同様の柄をもつ。端は海底に固着していた。もう一方の端には萼部があり、およそ15個の骨板で構成され、萼部からは、無数の腕が放射状に出ている。

体は球形あるいは、西洋梨のような萼と柄から成る。[1]

また、萼部には、口と肛門がある。

生態 編集

柄の先端で海底の岩などに固着して生活をしていて、石炭紀に大繁栄した。[1]

萼部から出る腕で海中の懸濁物を捕まえて、食べていた。[2]

ギャラリー 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 棘皮動物. コトバンクより2022年12月11日閲覧
  2. ^ -化石販売ショップ FFストア- Blastoid / ウミツボミ”. www.ffstore.net. 2022年12月12日閲覧。