イスズミ
(ウンコタレから転送)
イスズミ(Kyphosus vaigiensis、伊寿墨、伊須墨)は、スズキ目イスズミ科に属する海水魚[1]。
イスズミ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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イスズミ K. vaigiensis
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Kyphosus vaigiensis (Quoy and Gaimard, 1825) | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
イスズミ (伊寿墨・伊須墨) | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Brassy chub |
全長70センチメートルに達する[1]。本州中部以南、太平洋、インド洋などの浅海の岩礁域に生息する[1]。メジナに似ているが、体側に黄色く細い縦縞が走ること、背鰭の棘が10 - 11本であること(メジナは14 - 15本)などで区別できる。
磯釣りの対象魚である。夏には小動物を、冬場はハバノリなどの褐藻類を食べるため、夏は磯臭いが冬場は臭みが少なく美味となる。
イズスミ、ゴクラクメジナ、クシロなどとも呼ばれる[1]。
異名は「うんこたれ」「ババタレ」[2]。(これは釣りあげられると失禁することから)
その他のイスズミ属としては
- ノトイスズミ Kyphosus bigibbus Lacépède, 1801 (Brown chub)
- ミナミイスズミ Kyphosus pacificus K. Sakai & Nakabo, 2004 (Pacific drummer)
などがいる。
脚注
編集外部リンク
編集- 坂井恵一, 中坊徹次、「イスズミの分類学的再検討」 『魚類学雑誌』 1995年 42巻 1号 p.61-70, doi:10.11369/jji1950.42.61