エットレ・リゴッティ (Ettore Rigotti1979年4月24日 - )は、イタリアヘヴィメタルミュージシャン音楽プロデューサーレコーディング・エンジニア。主にメロディックデスメタル等のヘヴィメタルの分野で活動している。

エットレ・リゴッティ
Ettore Rigotti
生誕 (1979-04-24) 1979年4月24日(45歳)
出身地 イタリアの旗 イタリア ピエモンテ州
トリノ県 トリノ
ジャンル メロディックデスメタル
ヘヴィメタル
職業 ギタリスト
ベーシスト
キーボーディスト
ドラマー
ボーカリスト
音楽プロデューサー
レコーディング・エンジニア
作曲家
編曲家
スタジオオーナー
レーベルオーナー
担当楽器 ギター
ベース
キーボード
ドラムス
活動期間 1999年 -
レーベル コロナー・レコード
共同作業者 ディサルモニア・ムンディ
ザ・ストランデッド
プロデュースリストを参照
公式サイト Official MySpace

ミュージシャンとしては、ボーカルギターベースキーボードドラムスを演奏するマルチプレイヤーである。また、後述のように、音楽エンジニアとしての面も持ち、作曲家編曲家としても活動している。

トリノにあるレコーディング・スタジオThe Metal Houseオーナーであり、レコードレーベルコロナー・レコードのオーナーでもあるなど、経営者としても活動している。また、過去にはdB Studioというレコーディング・スタジオを所有していた。

略歴 編集

1999年メロディックデスメタルバンドディサルモニア・ムンディを結成する。結成時の担当楽器はドラムスである。しかし1stアルバムリリース後、エットレとベーシストミルコ・アンドレイス以外のメンバーが脱退してしまったため、エットレがベース以外の全ての楽器及びクリーンボーカルを担うようになり、メンバー補充はボーカリスト2名のみとなる。更に2ndアルバムリリース後には、ミルコ・アンドレイスも脱退したため、現在では、ディサルモニア・ムンディの全楽器を担うこととなった。ディサルモニア・ムンディは、現在までに4枚のフル・アルバムを発表している。

2011年には、ディサルモニア・ムンディの同僚・クラウディオ・ラヴィナールらと新バンド・ザ・ストランデッドを結成。アルバムをリリースしている。

これらの活動と並行して音楽プロデューサーレコーディング・エンジニアとしても活動しており、ディサルモニア・ムンディの全アルバムはエットレのプロデュースによるものとなっている。過去にはdB Studioというレコーディング・スタジオを所有し、現在ではThe Metal Houseというレコーディングスタジオのオーナーである。エットレのプロデューサーとしての活動は日本でも注目されており、ハウリング・ブルは、『Ettore Works』と題し、エットレプロデュースのバンドの作品の日本盤リリースを行っている。また、2011年に発売された、スタジオジブリ映画主題歌カバートリビュート・アルバムPrincess Ghibli』、『Princess Ghibli II』のプロデューサを務め、自身やディサルモニア・ムンディも参加している。またディサルモニア・ムンディではクリーン・ボーカルがほとんどであるが、同トリビュート・アルバムではグロウルも披露した。

更に、コロナー・レコードというレコード・レーベルのオーナーとなっている。コロナー・レコードには、ディサルモニア・ムンディをはじめ、デストレイジライズ・トゥ・フォールや日本のBLOOD STAIN CHILDが所属している。

ディスコグラフィ 編集

ディサルモニア・ムンディ (Disarmonia Mundi) 編集

  • Nebularium (2001)
  • Fragments Of D-Generation (2004)
  • Mind Tricks (2006)
  • Nebularium/the Restless Memoirs (2009)
  • The Isolation Game (2009)

コンピレーション 編集

プロデュースリスト 編集

参考文献 編集

  • The Metal House - Myspace(英語)
  • 『Fragments of D-Generation』日本盤ライナーノーツ
  • 『Mind Tricks』日本盤ライナーノーツ
  • 『The Isolation Game』日本盤ライナーノーツ

外部リンク 編集