オオシロモンセセリ(大白紋挵、 Udaspes folus)は、セセリチョウ科に属するチョウの一種。

オオシロモンセセリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
: セセリチョウ科 Hesperiidae
亜科 : セセリチョウ亜科 Hesperiinae
: Udaspes
: オオシロモンセセリ
U. folus
学名
Udaspes folus (Cramer)
和名
オオシロモンセセリ(大白紋挵)

概要

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セセリチョウの仲間としては大きい。前翅先端は丸く、白斑がかなり大きい。似たような種もほかにいないため同定は容易。触角の形状などからクロセセリは本種と近縁とされる。

成虫は海岸沿いの林縁、草原など人の手がやや入る環境に生息し、密林や市街地にはいない。花や獣糞、腐果、湿地に来る。

幼虫の食草はショウガ科ゲットウハナミョウガキョウオウアオノクマタケラン。成虫は3月から10月まで見られ多化性。越冬態は(まれに幼虫)。

分布

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奄美大島以南。日本国外では東洋区

参考文献

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  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

関連項目

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