オペル・アダム
アダム(ADAM)は、ゼネラルモーターズが製造しオペルおよびボクスホールブランドで販売していた普通乗用車である。
オペル・アダム | |
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フロント | |
リア | |
インテリア | |
概要 | |
製造国 | ドイツ |
販売期間 | 2012年 - 2019年 |
ボディ | |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ |
3ドアハッチバック 3ドアSUV |
駆動方式 | 前輪駆動 |
プラットフォーム | SCCSプラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン |
1.0L 直列3気筒 1.2/1.4L 直列4気筒 |
変速機 | 5速MT/5速セミAT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,310mm |
全長 | 3,700mm |
全幅 | 1,720mm |
全高 | 1,485mm |
概要
編集2012年のモンディアル・ド・ロトモビルにてワールドプレミアされ[1][2]、同年中に発売を開始すると発表。但し、英国市場においては他のオペル車同様、ボクスホールブランドでの販売となる。尚、生産は両ブランドともアイゼナハ工場で行われる。
オペルのラインナップにおいてはカール(2015年発売開始)とコルサの中間に位置する。かつて販売されたティグラをどことなく連想させるディメンションだが、仮想敵をフィアット・500やミニとすることでプレミアムコンパクト路線を狙っている[3]。
2014年には派生車種として、SUVテイストの「ロックス (ROCKS)」とキャンバストップ仕様の「オープンエア(OPEN AIR)」も登場した。
2018年10月10日、オペルとボクスホールはアダム、カール/ビーバ、カスケーダを2019年末で販売終了すると発表した。これらの車種の後継は作られず、より市場規模の大きいSUVに注力する方針を示している[4][5]。
メカニズム
編集プラットフォームはコルサD/Eで使われているSCCSプラットフォームを短縮したものを採用している。エンジンは、70PSの1.2Lガソリン、そして87PSと100PSの1.4Lガソリン2種のみで、ディーゼルの設定はない。
車名の由来
編集アダムは、オペルの創業者である「アダム・オペル」に由来する。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “【パリモーターショー12】オペル、MINI対抗の新型コンパクトを発表”. Response.. (2012年7月11日)
- ^ “【パリモーターショー12】再生の切り札に…オペルの新コンパクト、アダム”. Response. (2012年10月1日)
- ^ “【パリモーターショー12】ターゲットはミニや500…オペル アダム”. Response. (2012年10月1日)
- ^ Angel Sergeev (2018年10月10日). “Opel Adam, Karl, Cascada To Be Axed In 2019”. Motor1.com. 2020年6月10日閲覧。
- ^ Dominik Wilde (2018年10月10日). “Vauxhall Adam, Viva, Cascada axed”. Motor1.com UK. 2020年6月10日閲覧。