カルボーンは、かつてワーナー・ランバートが"ADAMS"ブランドで生産していた日本菓子カルシウムが豊富に含まれている点を売りとした型の菓子で、1986年9月に1箱100円で販売開始された。

カルボーンの大まかな形状(イメージ)

この菓子は、横の長さがおよそ2cmであり、両端には隆起を持つ、いわゆるマンガ肉の骨の部分のような形状であった。当初はスイートミント味とイチゴミルク味の2種類が販売され、後にコーヒー牛乳味が追加されたことで計3種類の味が存在していた。またパッケージには、に見立てられて空に浮かぶカルボーンの上に、少年と少女が座っている絵が描かれており、その上に『カルシウムたっぷり』と書かれていた。1992年に販売終了となって以降、販売は行われていない。

なお、生産元のワーナー・ランバートは2000年ファイザー買収されたのち、"ADAMS"ブランドの販売権は2002年キャドバリージャパンへと譲渡されている。