ガリバルディ英語: Garibaldi)、ガリバルディビスケット英語: Garibaldi biscuit)、またはガルバルジー[1]は、イギリスビスケット干しブドウなどのドライフルーツを加えたビスケットで、日本では竹久夢二が好んだことでも知られる[1]。「潰れたハエのビスケット(Squashed fly biscuits)」、「ハエの墓場英語版Flies' graveyards)」とも呼ばれる[2]

ガリバルディビスケット

1861年にビスケット製造会社のピークフリーンズ英語版ロンドンバーモントジー英語版)が発売した[2]。ガリバルディはヒット商品となり、ピークフリーンズは躍進を遂げることになる[2]

名称はジュゼッペ・ガリバルディに由来し、ジュゼッペ・ガリバルディがイギリスを訪れたことを記念して作られた[2]

類似する日本の菓子製品にオールレーズンがあるが、比較するとガリバルディのほうがやや薄い[2]

出典 編集

  1. ^ a b 竹久夢二のガルバルジー”. グレーテルのかまど. 日本放送協会 (2013年11月22日). 2023年4月30日閲覧。
  2. ^ a b c d e YASUDA MARIKO (2016年2月24日). “第71話 Bourbon biscuits・Garibaldi biscuits ~ブルボンビスケットとガリバルディビスケット~”. あぶそる〜とロンドン. イギリスおかし百科. 2023年4月30日閲覧。