ガーター・マッチ

ガーター・マッチ(Garter match)は、プロレスにおける試合形式のひとつ。「ガーター獲り」とも呼ばれる。日本における女子プロレスの原点とも言われている。

概要編集

これを考案したのは、ボードビリアンのパン猪狩ショパン猪狩兄弟である。猪狩兄弟による格闘技をネタにしたコント「スポーツ・ショー」に、妹である猪狩定子(リリー猪狩)も出演していたが、女の子同士のスポーツ・ショーを考えていた。そこでパンはフランスのナイトクラブで目にした「ガーター獲り」を日本に持ち込み、プロレスの要素を加えた。

1948年2月に進駐軍相手にガーター獲りを開いたが、その後ストリップショーの合間に行うようになり、1950年に警視庁から禁止令を発令された。さらに、アメリカから正統派の女子プロレスが輸入されたこともあり消滅した。

だが、60年経った2010年1月27日放送のテレビ朝日系「シルシルミシル」で「女子プロレス」の起源として「ガーター獲り」が紹介され、猪狩定子も出演。番組内では、ともにプロレスリングWAVE所属の桜花由美春日萌花により、猪狩立会いの下、再現された。放送後、2人は団体に持ち帰り2月13日の深夜大会で「ガーター・マッチ」として行われた。

全日本女子プロレス創業者である松永高司も著書の中でガーター・マッチについて触れている。

ルール編集

選手の片方の太ももにガーターを付けて、相手のガーターを奪った方が勝利となる。

上記番組によると、それ以外のルールとして、

  1. 場外禁止
  2. 尻たたきは反則
  3. お色気NG(コスチュームの乱れはレフェリーが直す)

などがあった。

当時、試合は畳の上で行われ、選手は毛糸の水着を着用していた。