キリスト教社会人民党
キリスト教社会人民党(きりすときょうしゃかいじんみんとう、ルクセンブルク語: Chrëschtlech Sozial Vollekspartei、仏: Parti populaire chrétien social、独: Christlich Soziale Volkspartei、略称: CSV または PCS)は、ルクセンブルク最大の政党。キリスト教民主主義および保守的な政治思想を持ち、他の多くのルクセンブルクの政党と同様に強い親欧州主義の立場をとる。欧州人民党 (EPP) および中道民主インターナショナルに属する。
![]() キリスト教社会人民党 Chrëschtlech Sozial Vollekspartei | |
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総裁 | Michel Wolter |
幹事長 | Laurent Zeimet |
創立 | 1944年 |
本部所在地 |
34 rue de l'Eau Luxembourg |
青年部 | Christian Social Youth |
政治的思想 |
キリスト教民主主義 保守主義 親欧州主義 |
政治的立場 | 中道右派[1] |
国際連携 | 中道民主インターナショナル |
欧州連携 | 欧州人民党 |
欧州議会会派 | 欧州人民党グループ |
公式カラー | オレンジ、グレー |
代議院 |
23 / 60 |
欧州議会 |
3 / 6 |
公式サイト | |
www | |
ルクセンブルクの政治 ルクセンブルクの政党一覧 ルクセンブルクの選挙 |
結党以来、代議院で第一党を占め続けている。現在の議席数は、全60議席中23議席である。ガストン・トルン(在任:1974年 - 1979年)とグザヴィエ・ベッテル(2013年 - )を除いて、第二次世界大戦以降に就任したルクセンブルクの首相は、全員がCSVから輩出されている。2013年の総選挙でも第一党を維持したが、第二党の民主党がほかの二党と連立合意し、議会内で多数派を形成したため、34年ぶりに下野した[2]。欧州議会ではルクセンブルク選挙区の定数6のうち、3議席を保持し、直接選挙により選ばれた欧州議会議員を30年余りの欧州議会の歴史上、実に約20年間にわたって送り込んでいる。
党の総裁はMichel Wolterだが、実質的に中心となる人物はルクセンブルク社会主義労働者党 (LSAP) と連立して政権を運営する首相のジャン=クロード・ユンケルである。15名の閣僚のうち、8名がCSVから選出されている。
獲得議席数 編集
総裁一覧 編集
- Émile Reuter (1945年–1964年)
- Tony Biever (1964年–1965年)
- Jean Dupong (1965年–1972年)
- Nicolas Mosar (1972年–1974年)
- ジャック・サンテール(Jacques Santer) (1974年–1982年)
- Jean Spautz (1982年–1990年)
- ジャン=クロード・ユンカー(Jean-Claude Juncker) (1990年–1995年)
- Erna Hennicot-Schoepges (1995年–2003年)
- François Biltgen (2003年–2009年)
- Michel Wolter (2009年–現職)
脚注 編集
- ^ Josep M. Colomer (24 July 2008). Comparative European Politics. Taylor & Francis. p. 221. ISBN 978-0-203-94609-1 2013年7月13日閲覧。
- ^ “3党連立合意、34年ぶり政権交代へ ルクセンブルク”. MSN産経ニュース. (2013年11月30日) 2014年2月7日閲覧。
外部リンク 編集
- キリスト教社会人民党 公式ウェブサイト (ルクセンブルク語) (ドイツ語) (フランス語)