ギャチュンカンネパール語: ग्याचुङ्काङ, 英語: Gyachung Kang)は、ネパールチベットにまたがり、ヒマラヤ山脈エベレストチョ・オユーとの間にある標高は7,952m。8000m以下の山の中では最も高い。中国名は格仲康峰、百谷雪嶺。

ギャチュンカン
ギャチュンカン
標高 7,952 m
所在地 ネパールの旗 ネパール
中華人民共和国の旗 中国
位置 北緯28度05分53秒 東経86度44分32秒 / 北緯28.09806度 東経86.74222度 / 28.09806; 86.74222座標: 北緯28度05分53秒 東経86度44分32秒 / 北緯28.09806度 東経86.74222度 / 28.09806; 86.74222
山系 ヒマラヤ山脈
初登頂 加藤幸彦安久一成1964年
ギャチュンカンの位置(ネパール内)
ギャチュンカン
ギャチュンカン
ギャチュンカンの位置(チベット自治区内)
ギャチュンカン
ギャチュンカン
ギャチュンカンの位置(アジア内)
ギャチュンカン
ギャチュンカン
プロジェクト 山
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概要 編集

シェルパ語で「百の谷が集まる山」の意味。8,000 mに僅かに標高が足りず、またアプローチが長いため、周囲の8,000m峰と比べてあまり登られていない山である。同様の理由から、初登頂が日本人であったにもかかわらず、あまり知られる山ではなかったが、2002年の山野井夫妻の雪崩からの生還と、それを元にした沢木耕太郎の著書『凍』によって広く知られるようになった。

なお、後述の長野県岳連隊の初登頂は、極地法ながらも、初登はボンベの不調により無酸素によって成し遂げられている。

登頂史 編集

参考文献 編集

外部リンク 編集

関連項目 編集