グッドネーバーズ・ジャパン

緊急支援と開発を目的にする国際的NGO

特定非営利活動法人 グッドネーバーズ・ジャパン(英文名称:Good Neighbors Japan)は、国際組織であるグッドネーバーズ・インターナショナルの一員である。グッドネーバーズは、自然災害、飢餓、紛争などで傷つき苦しんでいる世界中の人たちの緊急支援と開発を目的に、1991年3月に韓国で設立、本部をアメリカ合衆国置く。世界40カ国以上[1]で子供教育支援、人道・開発援助、緊急支援活動を行っている。

概要編集

グッドネーバーズ・ジャパンは、アジアアフリカでは教育や水、医療などの支援、日本国内ではひとり親世帯を対象とした食料支援を行っている。 2004年に日本事務局を大阪で開設、2007年には東京へ事務局を移転。2013年に「認定NPO法人」として東京都から認可を受けている。

ビジョン編集

  • 子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会

ミッション編集

  • 国内外のパートナーと共に、貧困及び差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除く

活動内容編集

グッドネーバーズ・インターナショナルの支援国は世界に40カ国以上あるが、グッドネーバーズ・ジャパンとしてはアジア・アフリカの7カ国(インドインドネシアカンボジアネパールバングラデシュエチオピアチャド)において、主に子どもの支援事業及びコミュニティ開発事業を実施している。国内では、国内の子どもの貧困対策事業としてのフードバンク事業、未就学の子どもを対象とした「ちびっこおえかきコンテスト」など。

子どもスポンサー[2]チャイルド・スポンサーシップ)プログラムによる寄付金や、助成金を元に活動している。

海外事業編集

  1. 教育支援
    学校や図書館の建設・運営のほか、補習授業や情操教育、教師対象の研修など教育の質を高めるための活動。また、成人識字教育も行っている。
  2. 医療・保健支援
    医療センター、モバイルクリニック、健康診断やワクチン、未就学児童のデイケアセンター運営、給食の提供など。
  3. 水・衛生支援
    井戸やトイレ建設、浄水器の配布、これらの使用・管理方法の指導や衛生教育を実施。
  4. 収入向上支援
    農業技術、漁業、畜産に必要な技術研修により、生産性を高め所得の向上を目指す。また、青少年・成人の就労・起業の可能性を広げるため、コンピューター、英語、裁縫技術などの技能訓練も行っている。

国内事業編集

  1. アドボカシー活動
    人々に世界が抱える問題を伝え、市民社会の国際協力への参加を促進し、貧困削減に向けた努力をする。 親子の国際理解を深めることを目的とした未就学児対象のおえかきコンテスト
  2. 国内の子どもの貧困対策事業
    国内のひとり親世帯で生活に困窮している家庭へ、無料で食品を提供するフードバンク「グッドごはん」を実施(2017年から)
  3. イベント・キャンペーン開催
    国際協力イベントの実施・参加、報告会等

緊急支援活動編集

  1. 自然災害、飢餓、紛争などの被災者へ緊急支援活動及び開発援助活動。

役員編集

歴史編集

  • 1991年 - 有志8人により、グッドネーバーズ・インターナショナルを韓国で設立。
  • 1996年 - 国際連合経済社会理事会(UN ECOSOC)から総合協議資格[3](General Consultative Status)を取得。
  • 2004年 - 大阪事務局開設。グッドネーバーズ・ジャパンを特定非営利活動法人に登録。
  • 2005年 - アメリカ・ロサンゼルスに事務局開設。
  • 2007年 - ミレニアム開発目標(MDGs)貢献賞受賞。グッドネーバーズ・ジャパン事務局が東京に移転。
  • 2013年 - グッドネーバーズ・ジャパンが認定NPO法人に認定
  • 2017年 - グッドネーバーズ・ジャパンが国内事業を開始

参考文献編集

  • グッドネーバーズ・ジャパン2008年度事業報告書

脚注編集

  1. ^ GoodNeighbors International”. www.goodneighbors.org. 2019年8月16日閲覧。
  2. ^ 子どもスポンサーは所謂チャイルド・スポンサーシップで、グッドネーバーズが支援活動している地域の、子どもの成長を支援するプログラム。支援期間は任意で、支援金額は月々1,000円からのコースと4,000円のコースの2種類がある。 子どもスポンサーになると子どもの写真やその地域の基本情報が送られてくる。さらに年に数回、プロジェクト活動報告やプロジェクト地域に関する情報などが届く。 また、手紙の交換を通じて子どもと交流することができる。子どもからの手紙は、日本語に翻訳した後、原文と共に送られてくる。-参考:グッドネーバーズ・ジャパン公式サイト
  3. ^ 総合協議資格 (General Consultative Status) は、NGOのための資格であり、国際連合経済社会理事会 (ECOSOC) との協議資格 (Consultative Status) のうちの1つ。国際連合経済社会理事会およびその補助機関のほとんどの活動に関係する資格であり、2000年現在、国境なき医師団セーブ・ザ・チルドレン等の約120のNGOがその資格を有する。協議資格の種類は3つあり、「総合協議資格」の他、補助的な「特殊協議資格」、より補助的な「ロスター」がある。 - 出典: 経済社会理事会とNGO (国連とNGO) - 国連広報センター

外部リンク編集