ゲイリー・ハリス

アメリカのバスケットボール選手 (1994 - )

ゲイリー・ハリスGary Harris , 1994年9月14日 - )は、アメリカ合衆国インディアナ州フィッシャーズ出身のプロバスケットボール選手 。NBAオーランド・マジックに所属している。ポジションはシューティングガード

ゲイリー・ハリス
Gary Harris
デンバー・ナゲッツでのハリス (2020年)
オーランド・マジック  No.14
ポジション SG
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1994-09-14) 1994年9月14日(29歳)
出身地 インディアナ州フィッシャーズ
身長 193cm (6 ft 4 in)
体重 95kg (209 lb)
ウィングスパン 200cm  (6 ft 7 in)[1]
キャリア情報
高校 ハミルトン・サウスイースタン高校
(インディアナ州フィッシャーズ)
大学 ミシガン州立大学
NBAドラフト 2014年 / 1巡目 / 全体19位[1]
プロ選手期間 2014–現在
経歴
2014-2021デンバー・ナゲッツ
2021-オーランド・マジック
受賞歴
  • オールB1Gファーストチーム (2014)
  • オールB1Gセカンドチーム (2013)
  • B1Gオールディフェンシブチーム (2014)
  • B1G新人王 (2013)
  • B1Gオールフレッシュマンチーム (2013)
  • マクドナルド・オール・アメリカン (2012)
  • パレード誌オールアメリカンファーストチーム (2012)
  • インディアナ州ミスター・バスケットボール (2012)
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakutenプロフィール NBA.com(日本語)

来歴 編集

学生時代 編集

インディアナ州のハミルトン・サウスイースタン高校時代に2012年度の同州の最優秀選手に選出されるなど注目されたハリスは、高校卒業後ミシガン州立大学に進学[2]。2012-13シーズンはビッグ・テン・カンファレンスの最優秀フレッシュマン賞を受賞し、2013-14シーズンも同カンファレンスのファーストチームやオールディフェンシブチームなどに選出されるなど、力を付けたところで2014年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明[3]

NBA 編集

デンバー・ナゲッツ 編集

ドラフトでは19位でシカゴ・ブルズから指名された後、同じくブルズが16位で指名したユスフ・ヌルキッチと、デンバー・ナゲッツが11位で指名したダグ・マクダーモットとのトレードが行われ、ナゲッツの一員としてNBAでの選手生活がスタート[4]。 1年目の2014-15シーズンは、NBAのリズムに苦しみ、55試合の出場で平均3.4得点に終わったが、2年目の2015-16シーズンは、マイケル・マローンHCにディフェンス能力を買われ先発に抜擢。2015年12月14日のヒューストン・ロケッツ戦では、自己最高の21得点を記録した[5]


2017年10月7日、ナゲッツと4年8400万ドルで契約を延長した[6]。2017年12月13日に行われたボストン・セルティックス戦でキャリア・ハイとなる36得点を記録、試合はセルティックスに124-118で敗れた[7]。2018年1月3日に行われたフェニックス・サンズ戦で36得点を記録、前半だけで28得点を記録する活躍を見せ、試合はナゲッツが134-111で勝利した[8]。2月1日に行われたオクラホマシティ・サンダー戦で25得点を記録、ハリスは決勝3ポイントとなるブザービーターを沈め、ナゲッツが127-124で勝利した[9]。3月3日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦で32得点を記録、試合はナゲッツが126-117で勝利した[10]

オーランド・マジック 編集

2021年3月25日、アーロン・ゴードンゲイリー・クラークとの引き換えに、R・J・ハンプトン、将来の1巡目指名権とともにオーランド・マジックにトレードされた[11]

プレースタイル 編集

ゴール下に切り込みフィニッシュまで持っていくクイックネスさを持ち合わせ、アウトサイドからのシュートも高い成功率を誇る。また、ペリメーターディフェンスも得意であり、ドリブルからゴール下への侵入を防ぐ[12]

NBA個人成績 編集

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

レギュラーシーズン 編集

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2014–15 DEN 55 6 13.1 .304 .204 .745 1.2 .5 .7 .1 3.4
2015–16 76 76 32.1 .469 .354 .820 2.9 1.9 1.3 .2 12.3
2016–17 57 56 31.3 .503 .420 .776 3.1 2.9 1.2 .1 14.9
2017–18 67 65 34.4 .485 .396 .827 2.6 2.9 1.8 .2 17.5
2018–19 57 48 28.8 .424 .339 .799 2.8 2.2 1.0 .3 12.9
2019–20 56 55 31.8 .420 .333 .815 2.9 2.1 1.4 .3 10.4
2020–21 19 19 30.6 .442 .320 .733 2.5 1.7 .9 .2 9.7
ORL 20 19 25.0 .365 .364 .875 1.6 2.3 .6 .4 10.2
2021–22 61 30 28.4 .434 .384 .874 2.0 1.8 1.0 .1 11.1
2022–23 48 42 24.7 .450 .431 .900 2.0 1.2 .9 .3 8.3
キャリア 516 416 28.4 .448 .370 .815 2.4 2.0 1.1 .2 11.5

プレーオフ 編集

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019 DEN 14 14 37.0 .462 .351 .868 4.1 2.3 .9 .6 14.2
2020 14 12 27.1 .378 .365 .773 2.0 1.7 1.1 .3 7.4
キャリア 28 26 32.0 .431 .358 .833 3.1 2.0 1.0 .4 10.8

脚注 編集

  1. ^ Gary-Harris”. draftexpress.com (2014年). 2021年2月11日閲覧。
  2. ^ Gary Harris commits to Michigan St.
  3. ^ Michigan State Spartans’ Star Sophomore Guard, Gary Harris, Declares for the NBA Draft
  4. ^ Nuggets get Gary Harris, Jusuf Nurkic in first round of 2014 NBA Draft
  5. ^ Nuggets survive shoe-toss technical, hold off Rockets
  6. ^ Nuggets to sign Gary Harris to a four-year, $84 million contract extension
  7. ^ Irving's 33 lifts Celtics past Nuggets 124-118” (英語). ESPN.com. ESPN (2017年12月13日). 2018年3月4日閲覧。
  8. ^ Gary Harris scores 36 points, Nuggets beat Suns 134-111” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年1月3日). 2018年3月4日閲覧。
  9. ^ Harris hits 3 at buzzer, Nuggets beat Thunder 127-124” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年2月1日). 2018年3月4日閲覧。
  10. ^ Harris scores 32 as Nuggets roll LeBron, Cavs 126-117” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年3月4日). 2018年3月5日閲覧。
  11. ^ Magic Acquire R.J. Hampton, Gary Harris and First Round Draft Pick From Nuggets”. NBA.com (2021年3月25日). 2021年12月5日閲覧。
  12. ^ Gary Harris only scratching the surface of his impact for Orlando Magic”. orlandomagicdaily.com (2021年5月3日). 2021年12月5日閲覧。

外部リンク 編集