コモンシャコ (小紋鷓鴣、Francolinus pintadeanus)は、キジ目キジ科の鳥類。中国では「中華鷓鴣」の分類名を持つが、一般には単に「鷓鴣」(チョークー zhègū)と呼ばれ、別名に「越雉」、「懐南」がある。

コモンシャコ
コモンシャコ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キジ亜目 Galliformes
: キジ科 Phasianidae
: シャコ属 Francolinus
: コモンシャコ
F. pintadeanus
学名
Francolinus pintadeanus
Scopoli, 1786
和名
コモンシャコ
英名
Chinese Francolin

分布

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中国南部、東南アジアインドに生息。野生では熱帯亜熱帯の灌木林や低地に棲むが、家禽として飼育もされている。

生態

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足の力が強く地上を走るのが得意だが、飛行は苦手である。雑食性で、バッタアリ等の昆虫、植物の果実、種子、芽などを食べることが多い。

利用

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主に食肉用として飼育されている。鶏などより高価で、スープの材料として用いる例が多い。

脚注

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