サーモス株式会社は、ステンレス魔法瓶等の家庭用品の製造・販売を行う企業。また、サーモスTHERMOS)は同社が製造・販売する魔法瓶のブランド名である。2015年現在、世界最大の販売量、生産量(6,000万本)である[1][2]

サーモス株式会社
Thermos K.K.
Thermos.png
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
105-8404
東京都港区4丁目1番23号 三田NNビル
設立 1980年(昭和55年)
業種 その他製品
事業内容 ステンレス製魔法瓶等の家庭用品の製造・販売
資本金 3億円
売上高 275億円(2016年度)
営業利益 59億円(2016年度)
従業員数 199人
(2013年4月1日現在)
決算期 3月度
主要株主 大陽日酸(株)(全額出資)
外部リンク http://www.thermos.jp
テンプレートを表示

目次

概要編集

サーモスというブランド名は、1904年ドイツベルリンで設立されたテルモス有限会社(THERMOS GmbH)に由来する。同社は世界で初めて真空断熱魔法瓶を製品化したことで知られる。テルモスという名前は公募で決められたもので、ギリシャ語で「熱」を意味する"Therme"に由来する。1907年には、イギリスアメリカカナダでも、テルモス有限会社から商標を譲り受け、同製品を販売する会社が設立された[3]。英語圏でも急速に普及し、この製品は魔法瓶の代名詞としてサーモスと呼ばれた。

サーモス株式会社は、ステンレス製魔法瓶「サーモス」、「ケータイマグ」、「スポーツボトル」、コーヒーマシンのほか、保温調理鍋シャトルシェフ」や弁当箱等を製造・販売している。

歴史編集

日本酸素は、1978年に世界初のステンレス製真空断熱魔法瓶を開発・発売。1980年9月には日酸サーモを設立し、魔法瓶事業を行っていたが、1989年にイギリス、アメリカ、カナダのサーモス・グループを傘下におさめ[4]、続いて本家に当たるドイツ社も取得した[5]

その後、2001年10月に旧日本酸素の家庭用品事業部門であるサーモス事業本部を会社分割し、日酸サーモと統合して、サーモス株式会社が設立された。現在は大陽日酸の完全子会社である。 商品開発、技術開発、品質管理などの機能を金属加工で有名な新潟県燕市の新潟事業所に置く。

沿革編集

  • 1978年(昭和53年) - 日本酸素株式会社(現大陽日酸株式会社)が、世界初のステンレス製真空断熱魔法瓶を開発・発売。
  • 1980年(昭和55年)9月 - 株式会社日酸サーモを設立。
  • 1989年(平成元年) - イギリス、アメリカ、カナダの家庭用品メーカーThermos Groupを傘下におさめる[6]
  • 2001年(平成13年)10月 - 日本酸素株式会社の家庭用品事業部門であるサーモス事業本部を会社分割し、株式会社日酸サーモと統合して、サーモス株式会社を設立。
  • 2014年11月 - ドイツの魔法瓶メーカーアルフィ(alfi)を買収。
  • 2015年12月 - フィリピンに4つ目の魔法瓶新工場を竣工。

受賞編集

2011年、サーモス「ステンレスボトル」がプロダクト・オブ・ザ・イヤーを受賞。

その他グッドデザイン賞(2009年)など

関連企業編集

  • Top Thermo Mfg. (Malaysia) Sdn.Bhd NS THERMO (M) SDN.BHD(マレーシア
  • 皇冠金属工業股份有限公司(台湾
  • 膳魔師(中國)家庭制品有限公司(中国
  • 膳魔師(深圳)貿易有限公司(中国)
  • Thermos Hong Kong Limited(香港
  • Thermos (Singapore) Pte. Ltd.(シンガポール
  • Canadian Thermos Products Inc.(カナダ)
  • Thermos L.L.C.(アメリカ)
  • Thermos Pty Ltd.(オーストラリア
  • alfi GmbH(ドイツ)
  • VACUUMTECH PHILIPPINES INC.(VPI)(フィリピン

脚注編集

外部リンク編集