ザック・スナイダー

1966-, アメリカウィスコンシン州グリーン、ベイ出身の映画監督、映画プロデューサー、脚本家。

ザック・スナイダーZack Snyder, 1966年3月1日 - )は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州グリーン・ベイ出身の映画監督映画プロデューサー脚本家

ザック・スナイダー
Zack Snyder
Zack Snyder
2016年
生年月日 (1966-03-01) 1966年3月1日(58歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ウィスコンシン州グリーン・ベイ
職業 映画監督映画プロデューサー脚本家
ジャンル アクションSF
活動期間 1990年 -
配偶者 デボラ・スナイダー(2004年 - )
主な作品
監督
ドーン・オブ・ザ・デッド
300 〈スリーハンドレッド〉
ウォッチメン
エンジェル ウォーズ
マン・オブ・スティール
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
アーミー・オブ・ザ・デッド
製作
300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜
スーサイド・スクワッド』シリーズ
ワンダーウーマン』シリーズ
アクアマン
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略歴 編集

ロンドンヒーサリーズ・スクールで絵画を学び、カリフォルニア州パサデナの名門アート・センター・カレッジ・オブ・デザインにおいて大胆な映画制作スタイルを確立する。ミュージック・ビデオやCMのディレクターとして数多くの賞を受賞。『ゾンビ』のリメイク作品『ドーン・オブ・ザ・デッド』で長編映画デビュー。妻のデボラ・スナイダーと共に、自身の製作会社クルエル・アンド・アンユージュアル・フィルムズを設立した。

作風 編集

グリーンバック、照明などを駆使して一から背景の作成や陰影の強弱を取ることを多用し、現実離れしたヴィジュアルを徹底的に作り上げてしまう作風で有名。『ウォッチメン』や『エンジェル ウォーズ』では、風景から雨の雫の動作、風の表現などをCGなどで再現させた。母親が画家であったことから、子供の頃から大人向けコミック雑誌等を見るなど、コミックやアニメに造詣が深い。その影響で日本のアニメーションにも詳しく[1]、『エンジェル ウォーズ』では、自身がファンである寺田克也に、直々にコンセプトデザインを依頼した[1]。「映画はビジュアルである」という信念を持ち、それを実現している作品としてスタンリー・キューブリックジェームズ・キャメロンクリストファー・ノーランコーエン兄弟の作品を挙げ、影響を受けたと語っている[2]

フィルモグラフィ 編集

監督
公開年 題名 備考
2004 ドーン・オブ・ザ・デッド
Dawn of the Dead
2007 300〈スリーハンドレッド〉
300
兼脚本
2009 ウォッチメン
Watchmen
2010 ガフールの伝説
Legend of the Guardians: The Owls of Ga'Hoole
2011 エンジェル ウォーズ
Sucker Punch
兼脚本・製作・原案
2013 マン・オブ・スティール
Man of Steel
2016 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v Superman: Dawn of Justice
兼原案
2017 ジャスティス・リーグ
Justice League

Snow Steam Iron
兼脚本・製作・撮影
2021 ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
Zack Snyder's Justice League
兼原案
アーミー・オブ・ザ・デッド
Army of the Dead
兼脚本・製作・原案・撮影
2023 REBEL MOON:パート1 炎の子
Rebel Moon: Part One - A Child of Fire
2024 REBEL MOON:パート2 傷跡を刻む者
Rebel Moon: Part Two - Scargiver
製作
配信年 題名 備考
2014 300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜
300 : Rise Of An Empire
兼脚本
2016 スーサイド・スクワッド
Suicide Squad
製作総指揮・一部演出(ノンクレジット)
2017 ワンダーウーマン
Wonder Woman
兼原案
2018 アクアマン
Aquaman
製作総指揮
2020 ワンダーウーマン 1984
Wonder Woman 1984
2021 ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
The Suicide Squad
製作総指揮
2021 アーミー・オブ・シーブズ
Army of Thieves
兼原案・キャラクター創造


出典 編集

  1. ^ a b エンジェルウォーズオフィシャルガイド P18-19
  2. ^ 「映画はビジュアルである」ザック・スナイダー監督が貫く信念

外部リンク 編集