シェルブルック (ケベック州)

シェルブルックSherbrooke)は、人口16万1323人、都市圏で21万2105人を抱えるケベック州エストリー地域の都市。英語読みのシャーブルックと表記されることも多い。ニューイングランドの影響が残るイースタンタウンシップス地方の拠点都市である。

シェルブルック
Ville de Sherbrooke
Sherb.jpg
位置
シェルブルックの位置の位置図
シェルブルックの位置
座標 : 北緯45度24分0秒 西経71度54分0秒 / 北緯45.40000度 西経71.90000度 / 45.40000; -71.90000
歴史
設立 1793年
合併 2002年
行政
カナダの旗 カナダ
  Flag of Quebec.svg ケベック州
 行政区 モンテレジー地域
 市 シェルブルック
市長 Steve Lussier
地理
面積  
  市域 353.76 km2
  都市圏 1,459.58 km2
人口
人口 2016年[1]現在)
  市域 161,323人
    人口密度   456.0人/km2
  都市圏 212,105[2]
    都市圏人口密度   145.3人/km2
その他
等時帯 東部標準時 (UTC-5)
夏時間 東部夏時間 (UTC-4)
公式ウェブサイト : [1]

概要編集

 
シェルブルック市庁舎

イースタンタウンシップス地方では最大の都市でケベック州ではモントリオールケベックシティガティノーに次ぐ4番目の都市圏人口を誇る。ヨーロッパ人が入植する以前はモホーク族が住んでいる地域であったが、1793年、アメリカの英国王党派がこの地に入植してきたことが街の歴史の始まりである。そのため、英語の地名が随所に残っているものの、その後はフランス系住民の入植が進み今で仏語が圧倒的に優勢となっている。市内には仏語系のシェルブルック大学と英語系のビショップス大学の二つの大学があり、およそ4万人の学生や1万1千人の大学職員や研究者が住む学園研究都市でもある。また、世界で最も多くのホッケー・スティックを生産している都市でもある。市名は英国の軍人のジョン・コープ・シャーブルックが由来である。

行政編集

2002年1月、周辺都市を吸収合併して現在に至る。
合併都市 - Sherbrooke, Ascot, Bromptonville, Deauville, Fleurimont, Lennoxville, Rock Forest, Saint-Élie-d'Orford

以下、6つの区域にわかれる。

  • Brompton (formerly Bromptonville)
  • Fleurimont (formerly East of Sherbrooke and Fleurimont)
  • レノックスビル (Lennoxville (formerly Lennoxville))
  • モン・ベルビュー (Mont-Bellevue (formerly West/South/Center of Sherbrooke and Ascot))
  • Rock-Forest-Saint-Élie-Deauville (formerly Rock Forest, Saint-Élie and Deauville)
  • ジャック・カルティエ (Jacques-Cartier (formerly North of Sherbrooke))

地理編集

街はサン・フランソワ川マゴク川の合流する位置し、周囲にはマゴグ湖マサヴィッピ湖等の湖が点在する風光明媚な光景を作り出している。標高333mのベルビュー山では一体が公園となておりスキーリゾートにもなっている。

人口編集

2016年センサスによる人口は161,323人であり、マゴグ等の周辺を含めた都市圏人口は21万2105人でカナダでは19番目の規模である。2016年の統計による住民の母語の割合はフランス語が88.4%と大半を占めるる一方、かつては英語圏だったが英語の割合は3.4%に過ぎない。英語系住民は主にレノックスビルに集まっておりレノックスビルでは英語も仏語と並ぶ公用語として使われている。

年度 人口(人) 増加率(%)
2016年 161,323 4.3
2011年 154,601 4.9
2006年 147,427 5.8
2001年 139,388 2.0
1996年 136,681 4.2
1991年 131,123 7.2
1986年 122,282 -
  • 増加率は過去5年間の人口増加率を意味する。
母語話者(シェルブルック)2016
フランス語
  
88.4%
英語
  
3.4%

人種編集

人種・民族構成(シェルブルック) 2016年
白人
  
88.8%
先住民
  
3.9%
黒人
  
2.2%
ラテンアメリカ
  
1.7%
アラブ
  
1.2%

2016年国勢調査による人種別構成は右記の通りで、白人が9割弱と大半を占めているが、非白人が7.3%、先住民が3.9%となっている。

 
シェルブルック都市圏の範囲
 
ベルビュー山
 
シェルブルックの中心街

気候編集

カナダ環境省による観測を行っているシェルブルック空港の観測によると、1月の平均気温は-11.9℃、7月の平均気温は18.2℃である。観測史上最高気温は1931年7月1日、2日の36.7℃、最低気温は2004年1月15日の-41.2℃である。内陸にあるためセントローレンス川沿いに位置しているモントリオールに比べるとより寒冷となっており、-30度以下の日数は6.5日、-20度以下の日数は34日に達する。また、年間降雪量も多くモントリオールよりも80㎝ほど多い286.5cmである。

交通編集

空港編集

シェルブルック空港が近隣のクックシャー・イートンにあるが定期便路線は無い。

鉄道編集

 
オルフォール・エクスプレス

モントリオールからアメリカ合衆国メイン州を経由してハリファックス駅ハリファックス)までを結ぶVIA鉄道アトランティック号が1994年まで走っていたが、それ以降は旅客鉄道は運行されていない。モントリオールまでの旅客鉄道の復活が検討されている。

バス編集

STS - 市内バス。 リモカー - モントリオールまでを結ぶ高速バス。

教育編集

 
シェルブルック大学

脚注編集

  1. ^ Sherbrooke, Ville [Census subdivision, Quebec and Les Maskoutains, Municipalité régionale de comté [Census division], Quebec]”. Statistics Canada. 2020年4月29日閲覧。
  2. ^ Sherbrooke [Census metropolitan area, Quebec and Quebec [Province]]”. Statistics Canada. 2020年4月29日閲覧。
  3. ^ Sherbrooke A, Quebec”. Canadian Climate Normals 1981–2010. Environment Canada. 2013年10月12日閲覧。
  4. ^ Sherbrooke (1900-1972)”. Canadian Climate Data. Environment Canada. 2016年3月27日閲覧。
  5. ^ Sherbrooke (Universite)”. Canadian Climate Data. Environment Canada. 2016年3月27日閲覧。
  6. ^ Sherbrooke”. Canadian Climate Data. Environment Canada. 2016年3月27日閲覧。

外部リンク編集