シャン州
この記事はビルマ語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2022年7月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
シャン州(シャンしゅう)はミャンマーの行政区画である。州都はタウンジー。複数の国と隣接する関係で、多くの自治区、独立紛争を抱える地区を擁する。
ရှမ်းပြည်နယ် シャン州 (MLCTS: yum: pranynai) | |
---|---|
![]() | |
州都 | タウンジー |
地域 | 中東部 |
面積 | 155,800 km² |
人口 | 4,702,000 (1999) |
民族 | シャン族、ビルマ族、コーカン族、ワ族、イギリス系ビルマ人(Anglo-Burmese)、カチン族、ダヌ族、インダー族、パラウン族、パオ族、タウンヨー族、印僑 |
宗教 | 仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教 |
![]() |
語源編集
シャン族(大タイ族という呼称も知られている)は、昔年中国の雲南省から東南アジアに広がっているタイ系諸族の一つである。シャン語でシャン州の名称はムアンタイで、ムアンは「国」、タイは「シャン人」を意味し、「タイ国」と日本語に翻訳できる。
地理編集
行政区画編集
「ミャンマーの行政区画」を参照
11県、4自治区、1自治管区を管轄する。
- 県
- タウンジー県 州都タウンジーの所在地。高速5号線が東部のホウポーンからバゴー地方域タウングーまで伸びている。ニャウンシェから運河でインレー湖に通じている。カローはイギリス植民地時代に避暑地である。
- ロイレン県 主要都市はモンパン。国道45号線の沿線。
- ラーショー県 ミャンマー鉄道がマンダレーからラーショーまで来ている。第二次世界大戦中、ビルマ公路(ラーショー・昆明)が建設された。
- ムーセー県 ムーセー北部を流れるシュウェリ川の橋を北に渡り瑞麗口岸で入国手続きをすれば中国雲南省徳宏タイ族チンポー族自治州瑞麗市へ入国出来る。ムーセーは、第二次大戦中に出来たビルマ公路とレド公路の合流地点であった。瑞麗市でG320国道に接続して昆明へ伸びている。中国からミャンマー軍事政権への武器輸出経路である。G320国道は事故が多いことで知られている。ムーセーは高速3号線の終点で、ラーショーを経由してマンダレーに至る。
- チャウッメー県
- クンロン県 高速3号線沿線のセインニから国道34号線に接続し、ホパンで雲南省臨滄市耿馬タイ族ワ族自治県に入国できるようになる計画(重点国境経済協力区域「耿馬(孟定)国境経済協力区域」)がある。
- チャイントン県 チャイントンが高速4号線の沿線にある。アジアハイウェイ3号線に接続し国境のモンラから中国雲南省勐海県打洛口岸に入国出来る。
- モンサッ県
- タチレク県 タチレクからサーイ川を南に渡ると、タイ王国のチエンラーイ県メーサーイ郡に入国出来る。第二次世界大戦後、麻薬王「クン・サ」が根拠地とした「黄金の三角地帯」はこの一帯を含む。高速4号線が西のマンダレー地方域メイッティーラまで伸びており、ホウポーンで高速5号線に接続し、バゴー地方域タウングーまで伸びている。メイッティーラで高速1号線と接続しており、ヤンゴンまで伸びている。ケンラプ(英: Keng Lap)はClement VismaraのRoman Catholic Diocese of Kengtungで知られている。
- モンパヤッ県
- ラングーコ県
- 自治区
- 自治管区
関連項目編集
- シャン族
- シャン州軍(SSA, en) Shan State Army-South(SSA-S)とShan State Army-North(SSA-N)の2つに分裂した。
- 在ミャンマー日本国大使館
外部リンク編集
- シャン州政府HP(ビルマ語)