ジア・ルイス=スモールウッド
ジア・ルイス=スモールウッド(Gia Lewis-Smallwood、1979年4月1日 - )は、円盤投を専門とするアメリカ合衆国の陸上競技選手。2011年に、非公式の大会で55m03を投げ、アメリカの室内新記録を樹立した[2]。
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選手情報 | ||||
国 | アメリカ合衆国 | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 円盤投 | |||
大学 | イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校[1] | |||
生年月日 | 1979年4月1日(45歳) | |||
生誕地 |
アメリカ合衆国 イリノイ州シャンペーン[1] | |||
居住地 |
アメリカ合衆国 イリノイ州シャンペーン[1] | |||
身長 | 1.83 m (6 ft 0 in) | |||
体重 | 93 kg (205 lb) | |||
コーチ担当者 | マイケル・ターク(Michael Turk)[1] | |||
自己ベスト | 円盤投:69m17(2014年) | |||
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経歴
編集センテニアル高校時代はバスケットボールの選手としてプレーする一方、陸上競技では短距離走をしていた[3]。コーチに勧められて円盤投に挑戦したところ、わずか8週間の練習で約140フィート(≒43m)を投げ、大学では砲丸投を勧められたが、1年生のうちはバスケットボールにこだわった[3]。スポーツ選手になりたいと思っていたジアは、バスケットボール選手としての限界を感じ、2年生から円盤投選手として競技をすることを決意した[3]。その後アメリカの大学陸上では優れた成績を残すも、世界レベルの選手としてはなかなか芽が出ず、4度目のオリンピック代表選考会で、ようやく代表の座を勝ち取った[3]。
苦しみながら代表権を得たロンドンオリンピック[3]では、予選を15位の成績で終えるも、決勝に進出することはできなかった[4]。モスクワで開かれた2013年世界陸上競技選手権大会では5位に入賞し、同年のワールドチャレンジ・ザグレブでは、決勝で66m29をマークし、自己新記録と大会新記録を打ち立てただけでなく、国際大会で15連勝を続けていたサンドラ・ペルコビッチを破り、ペルコビッチの連勝記録をストップさせた[5][6]。3日後のダイヤモンドリーグ最終戦メモリアルヴァンダムではペルコビッチに2m22の大差を付けられて敗北した[7]。
主な成績
編集種目はすべて円盤投。
年 | 大会 | 開催地 | 順位 | 記録 |
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アメリカ合衆国代表 | ||||
2011 | 世界選手権 | 韓国 大邱 | 15位(予選) | 59m49 |
2012 | オリンピック | イギリス ロンドン | 15位(予選) | 61m44 |
2013 | 世界選手権 | ロシア モスクワ | 5位 | 64m23 |
ワールドチャレンジ・ザグレブ | クロアチア ザグレブ | 1位 | 66m29 GR, PB |
WR 世界記録 | AR エリア記録 | CR 選手権記録 | GR 大会記録 | NR 国家記録 | OR オリンピック記録 | PB 自己ベスト | SB シーズンベスト | WL 世界最高(当該シーズン中)
人物
編集イリノイ州シャンペーン出身、在住[1]。父はエコノミスト、母はテニス場のパートタイマーである[8]。アメリカの陸上競技全国大会に初めて出場したのは6歳の時(種目は短距離)で、以来ナイキがスポンサーに就任する2009年(30歳)まで両親が経済援助を続けていた[8]。子供の頃の愛読書は、『はらぺこあおむし』と『アンナ・カレーニナ』[9]。
地元のイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で政治学・経済学・スペイン語の3つを専攻し、B.A.を取得している[10]。卒業後は同学のYWCAスタッフを務めている[10]。既婚者である[9]。
脚注
編集- ^ a b c d e “USA Track & Field - Gia Lewis-Smallwood”. USATF 2013年9月16日閲覧。
- ^ “World Indoor Throwing 2011 Complete Results”. worldindoorthrowing.com. (12 March 2011) 2013年9月16日閲覧。
- ^ a b c d e “First Olympic games experience attributed to hard work for Lewis-Smallwood” (英語). Prospectus News. 2013年9月16日閲覧。
- ^ “Entry List by Event”. IAAF. (2012年7月27日). オリジナルの2012年8月12日時点におけるアーカイブ。 2013年9月16日閲覧。
- ^ Hrvoje Slišković (2013年9月4日). “FIVE MEETING RECORDS, BUT PERKOVIC LOSES IN ZAGREB – IAAF WORLD CHALLENGE” (英語). IAAF 2013年9月16日閲覧。
- ^ 寺田辰朗 (2013年9月5日). “いよいよ最終戦ファイナルラウンド。ダイヤモンドリーグの最後を存分に楽しむ視点は?”. WOWOW 2013年9月16日閲覧。
- ^ “円盤投げのペルコビッチ7戦7勝/陸上”. ニッカンスポーツ. (2013年9月7日). オリジナルの2013年9月16日時点におけるアーカイブ。 2013年9月16日閲覧。
- ^ a b “Olympian used to throwing convention aside” (英語). News-Gazette.com. 2013年9月16日閲覧。
- ^ a b “Getting Personal: Gia Lewis-Smallwood” (英語). News-Gazette.com (2013年1月13日). 2013年9月16日閲覧。
- ^ a b “Staff - YWCA University of Illinois” (英語). YWCA University of Illinois. 2013年9月16日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- ジア・ルイス=スモールウッド - ワールドアスレティックスのプロフィール
- ジア・ルイス=スモールウッド - Olympedia
- Gia Lewis-Smallwood (gia.lewissmallwood) - Facebook