ジェームズ (ウェセックス伯爵)

ウェセックス伯爵ジェームズ(James, Earl of Wessex、洗礼名:ジェームズ・アレクサンダー・フィリップ・テオ (James Alexander Philip Theo)、2007年12月17日 - )は、イギリスの王族。エディンバラ公爵エドワード同夫人ソフィーの長男である。チャールズ3世の甥にあたる。

ジェームズ
James
ウェセックス伯爵儀礼称号
2016年撮影
続柄 エディンバラ公爵エドワード王子第1男子

全名 James Alexander Philip Theo
ジェームズ・アレクサンダー・フィリップ・テオ
敬称 Lord(卿)
出生 (2007-12-17) 2007年12月17日(16歳)
イギリスの旗 イギリス
イングランドの旗 イングランドフリムリーフリムリー・パーク病院
父親 エディンバラ公爵エドワード王子
母親 ソフィー・リース=ジョーンズ
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フリムリーフリムリー・パーク病院で生まれた。父エドワードが保有しているウェセックス伯爵位の法定推定相続人として「セヴァーン子爵」の儀礼称号を称していた。

2023年3月10日に父エドワードがエディンバラ公爵になったことで、「ウェセックス伯爵」がジェームズの儀礼称号になった。

イギリス王位継承順位は父エドワードに次ぎ、2023年6月現在15位。

称号・栄誉

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1917年11月のジョージ5世(ジェームズの高祖父)の勅許状に従えば「王子 (Prince)」の称号と「殿下 (His Royal Highness)」の敬称が与えられることになり「ジェームズ・オブ・ウェセックス王子殿下 (His Royal Highness Prince James of Wessex)」となるはずであったが、ジェームズの両親が結婚した際に、祖母エリザベス2世バッキンガム宮殿の広報を通じて、「伯爵の長男」と遇するとの意向が出されたために、父が保持する従属爵位「セヴァーン子爵」を儀礼称号としていた。なお、これらの接遇は王位継承順位に変更をもたらすものではない。

2023年3月10日に父エドワードがエディンバラ公爵になり、それによって従属称号になった「ウェセックス伯爵」がジェームズの儀礼称号になった。なお、エディンバラ公爵位はエドワード一代のものとされ、ジェームズが継承することはない[1]

脚注

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上位
エドワード王子
エディンバラ公爵
イギリス王位継承順位
継承順位第14
他の英連邦王国の王位継承権も同様
下位
ルイーズ・ウィンザー