ジョイントベンチャー (輸送船)

HSV-X1 ジョイントベンチャーHSV-X1 Joint Venture, IX-532)は、アメリカ陸軍が運用していた、民間船を転用した高速双胴輸送船。当初は、アメリカ海軍によって運用されていたが、陸軍に移管された。

ジョイントベンチャー
HSV-X1 Joint Venture
HSV-X1 Joint Venture
基本情報
建造所 インキャット
艦種 高速輸送船
艦歴
起工 1998年1月19日
進水 1998年11月7日
就役 1998年11月21日
退役 2004年3月15日
要目
基準排水量 940 トン
満載排水量 1,668 トン
全長 326 ft(99.3m)
最大幅 87 ft(26.5m)
吃水 13 ft(3.9m)
機関 ディーゼル
推進器 ウォータージェット
最大速力 40 ノット(74km/h)
乗員 士官5名、兵士25名
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オーストラリアタスマニア州インキャット社によって建造された。軍用に転用後、ヘリコプターを離着艦させる為の飛行甲板が追加された。

ジョイントベンチャーは、短時間で再構成可能であり、様々な任務を実行できる。最大で、戦闘兵325人と400トンの物資を40ノットの速度で3,000マイル輸送可能であった。

2008年マン島スチームパケット社に売却され、現在は同社の高速フェリー『マナナン』として運用されている。

ウェーブ・ピアーサー双胴船という特徴的な船型を採用している。

関連項目

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外部リンク

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