セプティックフレッシュ

セプティックフレッシュSepticflesh)は、ギリシャ出身のエクストリーム・メタルバンド。バンド名については、1990年から2003年の活動休止前までは、「Septic Flesh」と二語で綴られたが、再結成後からは「Septicflesh」と一語へと変更された。ただし、この変更にはあまり深い意味はないのだという[1]

セプティックフレッシュ
Septicflesh
ドイツ・グレーフェンハイニッヒェン公演(2018年6月)
基本情報
別名 Septic Flesh (1990-2003)
出身地 ギリシャの旗 ギリシャ アッティカ地方
中央アテネ県 アテネ
ジャンル メロディックデスメタル
シンフォニックメタル
ゴシックメタル
活動期間 1990年 - 2003年
2007年 - 現在
レーベル ホーリー・レコード
ハンマーハート・レコード
シーズン・オブ・ミスト
ニュークリア・ブラスト
公式サイト septicflesh.com
メンバー セス・シロ・アントン(ボーカル/ベース
クリストス・アントニウ(リードギター
ソティリス・アヌンナキ(リズムギター/ヴォーカル/キーボード
カリーム・レヒナー(ドラムス
旧メンバー ディミトリス・フラソプロス (ドラムス)
アキス・カプラノス (ドラムス)
ゲオルゲ・ザハロポウロス (キーボード)
フォティス・ベナルド (ドラムス)

シンフォニーが特徴のゴシックデスメタル・グループの一つ。一度解散したが、ファンの要望により2007年に再結成を果たした[2]

来歴 編集

1990年、Antoniou兄弟とChristos Antoniouによってギリシャで結成される。翌年、EP「Temple of the Lost Race」を発表。

その後もいくつかのアルバムを発表し名声を高めるが、2003年に6thアルバム『Sumerian Daemons』をリリースしバンドは解散を宣言する。

ファンの要望に応え、2007年にギリシアで開催されたロックフェス「Metal Healing Festival」で再結成。レーベル「シーズン・オブ・ミスト」と契約を交わす。

2008年、7thアルバム『Communion』をリリース。

2014年、9thアルバム『Titan』をリリース。2月には初来日を果たした[3]

2017年、節目の10thアルバム『Codex Omega』をリリース[4]

2022年、11thアルバム『Modern Primitive』をリリース。

スタイル 編集

ペンデレツキストラヴィンスキークセナキスなどの現代作曲家や、エリオット・ゴールデンサールハンス・ジマーなどの映画音楽の作曲家から影響を受けているという[1]。メタルバンドに関しては「アイアン・メイデンからメロディアスな構成を、モービッド・エンジェルからブラスト・ビートを、ケルティック・フロストからメタルにクラシックを取り込んでいく姿勢を、デスから複雑な曲構成とアレンジを、パラダイス・ロストからゴシックな要素を学んできた。」と語っている[1]

メンバー 編集

現ラインナップ 編集

旧メンバー 編集

  • ディミトリス・フラソプロス (Dimitris Valasopoulos) - ドラムス (1990–1991)
  • アキス・カプラノス (Akis "Lethe" Kapranos) - ドラムス (1999–2003)
  • ゲオルゲ・ザハロポウロス (George "Magus Wampyr Daoloth" Zaharopoulos) - キーボード (2001–2003)
  • フォティス・ベナルド (Fotis Benardo) - ドラムス (2003, 2007–2014)

ディスコグラフィ 編集

スタジオアルバム 編集

脚注 編集

外部リンク 編集