ダニー・トレバサン(Danny Trevathan 1990年3月24日- )はオハイオ州ヤングスタウン出身のアメリカンフットボール選手。現在NFLシカゴ・ベアーズに所属している。ポジションはラインバッカー

ダニー・トレバサン
Danny Trevathan
refer to caption
ブロンコス時代のトレバサン
基本情報
ポジション ラインバッカー
生年月日 (1990-03-24) 1990年3月24日(34歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オハイオ州ヤングスタウン
身長: 6' 1" =約185.4cm
体重: 232 lb =約105.2kg
経歴
大学 ケンタッキー大学
NFLドラフト 2012年 / 6巡目全体188位
初出場年 2012年
初出場チーム デンバー・ブロンコス
所属歴
2012-2015 デンバー・ブロンコス
2016-2021 シカゴ・ベアーズ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(1回)
第50回
NFL 通算成績
タックル 741回
QBサック 10.0回
インターセプト 8回
ファンブルフォース 7回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

経歴

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プロ入り前

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オハイオ州ヤングスタウンで生まれた彼は、フロリダ州リーズバーグの高校に進学した[1]

ケンタッキー大学に進学し、2008年は主にスペシャルチームとして全13試合に出場し5タックルをあげて、ジョージア大学戦では相手のキックをブロックした。2009年、先発6試合を含む13試合に出場、チーム2位の82タックルをあげた。ジョージア大学戦では第4Qに1ヤードラインでファンブルリカバーし、番狂わせに貢献した。2010年、サウスイースタン・カンファレンストップの144タックルをあげて、カンファレンスのファーストチームに選ばれた[1]。2011年もカンファレンストップのタックルをあげたが、カレッジフットボール最高のラインバッカーに与えられるディック・バトカス賞のセミファイナリストには残れなかった[2]

デンバー・ブロンコス

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2012年のNFLドラフト6巡でデンバー・ブロンコスに指名された。D・J・ウィリアムズが9試合出場停止となったこともあり、ニッケルパッケージで起用された。

2013年、第5週のダラス・カウボーイズ戦では48-48の同点の場面でトニー・ロモのパスをダイビングしてインターセプトをマーク、これが決勝FGにつながり、チームは51-48で勝利した[3]。この年、急成長し、ディフェンスの出場スナップ数では、クリス・ハリスに次いでチーム2位の数字を残した。チームはこの年、第48回スーパーボウルに進出、スーパーボウルを前に、相手RBマーショーン・リンチを封じ込めたいと意気込みを語った[4]

2014年、8月練習中にひざを骨折し、レギュラーシーズン最初の3試合を欠場、その後第5週の試合に途中出場、第6週のニューヨーク・ジェッツ戦に先発したが、左膝を負傷し、復帰可能なオプション付きの故障者リスト入りした[5]。第14週のサンディエゴ・チャージャーズ戦で膝蓋腱を痛めてシーズン絶望となった[6]

2015年は、ブロンコスの第50回スーパーボウル制覇にチームメートとともに貢献した[7]

シカゴ・ベアーズ

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2016年3月9日、シカゴ・ベアーズと4年契約を結んだ[8]。 シーズン開幕戦のヒューストン・テキサンズ戦で11タックル、ブロック・オズワイラーをサックするなど23–14での勝利に貢献した。11月28日にIR入りした[9]

2017年シーズンは12試合の先発で89回のタックル(60回のソロタックル)、5回のパスディフレクト、2回のサック、1回のインターセプトを記録した。

 
2018年シーズン、シアトル・シーホークス戦に出場するトレバサン

2018年シーズン、第2週マンデーナイトフットボールシアトル・シーホークス戦では6回のソロタックル、2回のサック、1回のファンブルフォースを記録して24–17の勝利に貢献した。また、NFCの守備部門の週間MVPに選ばれた。[10][11] このシーズンは16試合すべてに先発し、102タックル、2サック、2インターセプト、1ファンブルフォース、1ファンブルリカバーを記録した。この年チームは地区優勝を果たした。

 
2019年シーズン、ワシントン・レッドスキンズ戦に出場するトレバサン

2019年シーズン、12月18日にIR入りした[12]。このシーズンは9試合の出場に留まった。

2020年3月16日にベアーズと3年契約を結んだ[13]

脚注

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  1. ^ a b Profile”. ケンタッキー大学. 2013年4月30日閲覧。
  2. ^ Chris Low (2011年10月25日). “Where's Danny Trevathan on Butkus list?”. ESPN. 2013年4月30日閲覧。
  3. ^ Joan Niesen (2013年10月6日). “Danny Trevathan saves the Broncos defense with diving INT vs. Cowboys”. デンバー・ポスト. 2014年1月29日閲覧。
  4. ^ ブロンコスLBトレバサン、リンチ対策は「こちらも獣に」”. NFL JAPAN (2014年1月29日). 2014年1月29日閲覧。
  5. ^ ブロンコス、先発復帰のLBトレバサンがまた離脱”. NFL JAPAN (2014年10月15日). 2016年3月14日閲覧。
  6. ^ ブロンコスLBトレバサンが今季絶望に、LBマーシャルも足負傷”. NFL JAPAN (2014年12月16日). 2016年3月14日閲覧。
  7. ^ エルウェイ氏、「最高のディフェンス」と自軍守備陣を絶賛”. NFL JAPAN (2016年2月8日). 2016年3月14日閲覧。
  8. ^ ブロンコスまたも主力移籍、LBトレバサンがベアーズへ”. NFL JAPAN (2016年3月10日). 2016年3月14日閲覧。
  9. ^ Mayer, Larry (November 28, 2016). “Trevathan out for season with injury”. ChicagoBears.com. 2016年11月29日閲覧。[リンク切れ]
  10. ^ Seattle Seahawks at Chicago Bears - September 17th, 2018”. Pro-Football-Reference.com. September 20, 2018閲覧。
  11. ^ Knoblauch, Austin (September 19, 2018). “Mahomes, Fitzpatrick among NFL Players of Week”. NFL.com. 2020年11月27日閲覧。
  12. ^ Mayer, Larry (December 18, 2019). “Roster Moves: Bears put Trevathan on IR, add Joseph”. Chicago Bears. December 18, 2019閲覧。
  13. ^ Bergman, Jeremy (March 12, 2020). “Danny Trevathan, Bears agree to terms on 3-year deal”. NFL.com. 2020年11月27日閲覧。

外部リンク

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