ダラス・トーラー=ウェイド

ダラス・トーラー=ウェイドDallas Toler-Wade1974年6月6日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ファイエットビル出身のヘヴィメタルミュージシャンテクニカルデスメタルバンドナイルの元ギタリストボーカリスト。ナイルでは、アルバム限定でベースを担当することもあった。他バンドでは、ドラムスを担当したこともあるなど、マルチプレイヤーでもある。

ダラス・トーラー=ウェイド
Dallas Toler-Wade
2011年
基本情報
生誕 (1974-06-06) 1974年6月6日(49歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ノースカロライナ州
カンバーランド郡ファイエットビル
ジャンル テクニカルデスメタル
ブルータルデスメタル
デスメタル
職業 ボーカリスト
ギタリスト
ベーシスト
ドラマー
作曲家
担当楽器
ギター
ベース
ドラムセット
活動期間 1990年代前半 -
共同作業者 ナイル
ナルコティック・ウェイストランド
レチェラス・ノクターン
テラトーシス
著名使用楽器
Dean V
Dean ML
Dean Razorback

来歴 編集

7歳の時にドラムセットから楽器の演奏を始める。12歳になってから、ギターの演奏を始めた[1]1990年代前半に地元のテラトーシス (Teratosis)というデスメタルバンドギタリストボーカリストとして活動を行っており、デモテープ『Live at the Nite Owl』に参加している。その後、サウスカロライナ州グリーンビルテクニカルデスメタルバンド・ナイル (Nile)の中心人物、カール・サンダースへの推薦を受け、ナイルにギタリスト兼ボーカリストとして加入した[1]

2004年にはテクニカルデスメタルバンド、レチェラス・ノクターン (Lecherous Nocturne)にドラマーとして加入。ちなみに、レチェラス・ノクターンの前任ドラマーはテラトーシスでドラマーを務めていたクレイ・ライトル (Clay Lytle)である。結局1stアルバム『Adoration of the Blade』には参加したものの、2年ほどで脱退している。

2011年には、デスメタルバンド、ナルコティック・ウェイストランド (Narcotic Wasteland)に加入。ギタリスト兼ボーカリストとして、1stアルバム『Narcotic Wasteland』に参加している。

2017年2月、ナイルを脱退。理由は「自身の計画とレコーディングに焦点を合わせるため」としている[2]

機材には、ディーンのギターを使用している[1]

ディスコグラフィ 編集

ナイル (Nile) 編集

  • 2000年 Black Seeds of Vengeance
  • 2002年 In Their Darkened Shrines
  • 2005年 Annihilation of the Wicked
  • 2007年 Ithyphallic
  • 2009年 Those Whom the Gods Detest
  • 2012年 At the Gate of Sethu
  • 2015年 What Should Not Be Unearthed

ナルコティック・ウェイストランド (Narcotic Wasteland) 編集

  • 2014年 Narcotic Wasteland
  • 2017年 Delirium Tremens

レチェラス・ノクターン (Lecherous Nocturne) 編集

  • 2006年 Adoration of the Blade

その他 編集

  • 2004年 Karl Sanders - Saurian Meditation
  • 2014年 Hideous Divinity - Cobra Verde
  • 2015年 Slaughter the Prophets - Indiscriminate Desecration
  • 2015年 George Kollias - Invictus

脚注 編集

  1. ^ a b c Dean Guitars (2015年9月10日). “Dallas Toler-Wade's Profile at Dean Guitars”. Dean Guitars. 2016年1月30日閲覧。
  2. ^ “ナイル(Nile)からダラス・トーラー=ウェイドが脱退、新メンバー加入”. amass. (2017年2月14日). http://amass.jp/84715/ 2017年2月16日閲覧。 

外部リンク 編集