チャールズ・ベネット (物理学者)
チャールズ・ヘンリー・ベネット(英語: Charles Henry Bennett, 1943年 - )は、アメリカ合衆国の物理学者、計算機科学者。IBM ResearchのIBMフェロー。
Charles H. Bennett チャールズ・ヘンリー・ベネット | |
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生誕 |
1943年(78 - 79歳)![]() |
国籍 |
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出身校 |
ブランダイス大学 ハーバード大学 |
主な業績 | 量子テレポーテーション |
主な受賞歴 | ウルフ賞物理学部門(2018) |
公式サイト www | |
プロジェクト:人物伝 |
人物編集
ニューヨーク生まれ。ブランダイス大学卒業後、1970年、ハーバード大学において、分子運動のコンピュータシミュレーションの研究に対して、Ph.D.を取得する。1972年にIBM Researchに所属してから、物理と情報の関係を研究する。
1973年、ロルフ・ランダウアー(ランダウアーの原理の提唱者)と共に、任意の計算が論理的・熱力学的に可逆な装置で実現できることを示した。さらにその計算と熱力学についての研究により、マクスウェルの悪魔についての正しい洞察を得、議論に決着を付け「悪魔を葬り去った」。2022年王立協会外国人会員選出。
受賞歴編集
- 2008年 - ハーヴェイ賞
- 2010年 - 大川賞
- 2012年 - トムソン・ロイター引用栄誉賞
- 2017年 - ICTPのディラック・メダル
- 2018年 - ウルフ賞物理学部門
- 2020年 - クロード・E・シャノン賞