チューリップ・フード・カンパニー

チューリップ・フード・カンパニースプレッドソーセージベーコン缶詰冷凍食品スープなど多彩な食肉製品を製造するデンマークの国際的な食品会社である。この会社グループは本社がラナースにある食品加工企業のデニッシュ・クラウン社により100%が保有されている。近年[いつ?]は約50億クローネの収益を挙げており、従業員は1550人以上である。ノルウェースウェーデンドイツフランスイタリアイギリスロシア日本の8ヶ国に子会社が存在する。英国の Tulip Ltd. はデニッシュ・クラウン社の子会社で、英国におけるチューリップのブランドの製品を扱っているが、チューリップ・フード・カンパニーの一部ではない。

生産工場編集

会社グループは、デンマークドイツスウェーデンに合計10の生産工場を有している。

デンマーク編集

ドイツ編集

スウェーデン編集

  • マルメ -ソーセージ・ランチョンミート

保有ブランド編集

チューリップは以下のブランドを有している。

  • Tulip - ハム・ベーコン・ジャム・ケーキ・冷凍食品・パイ・スペアリブ・プルドポーク
  • Den Grønne Slagter - 脂肪コールドカット
  • Mou - スープ
  • Gøl - ソーセージ・サラミ
  • Steff Houlberg - ソーセージ・冷凍食品

歴史編集

1887年、ホーセンスに共同の食肉処理場が設立されたのが由来である。1909年にデンマークで最初に3つのチューリップのマークが使用された。1912年、英国への輸出に関連してチューリップのブランドが導入された。

チューリップインターナショナル株式会社は1990年に設立された。新会社は Normeat、Danepak、Jaka チューリップ食肉処理場の合併によるものであった。その同じ年に Danish Prim が Meatcut 株式会社と Faaborg Middagsretter の合併後に設立された。デニッシュ・クラウン社は1998年にチューリップ・インターナショナルの完全な所有権を得た。

チューリップインターナショナルと Danish Prime は2002年10月1日に合併し、新会社はチューリップ・フード・カンパニーという名称になった。

日本の子会社編集

沖縄とそれ以外で分かれている。

沖縄エリア編集

デニッシュ・クラウン・フーズ・ジャパン(株)[1]

  • 2002年設立
  • 沖縄県那覇市久茂地
  • かつてはチューリップ・フード・カンパニー・ジャパン(株) 沖縄支店となっていたが、その後単なる「チューリップ・フード・カンパニー・ジャパン(株)」に変更。
  • 2020年2月に現名称に改称。

北海道・本州・四国・九州エリア編集

  • 2015年3月時点では、デンマーク・デニッシュ・クラウン社の100%出資の子会社であるDCトレーディング株式会社が輸入販売とあったが、ホームページに住所が記載されていなかった(本国ホームページには東京都港区虎ノ門との記載がある)。
  • 2015年4月時点でDCトレーディング株式会社による商品ホームページは稼動していなかった。
  • 2015年5月時点でJPRSにてドメイン名登録情報検索を行うと、tulip-japan.jp のドメインは失効済み。

これにより、かつて北海道・本州・四国・九州エリアを担当していたチューリップ・フード・カンパニー製品のホームページはドメイン共々廃止された。

なお、2019年4月にDCトレーディング株式会社はデニッシュクラウン・ジャパン株式会社に改称した[2]

沖縄県とチューリップ編集

沖縄で「ポーク」と言えば、豚肉ではなく缶詰のランチョンミートを意味する。 ポークランチョンミートは沖縄では340g入りが1缶150〜200円程度で購入可能で[3]、チューリップが最もシェアが高い。またチューリップ社の製品は「ポーク」のみならず缶入りのハムやレバーペーストなども地元企業の手によって輸入販売されている。畜肉缶詰に代表される加工食品が沖縄で広く定着したのは、高温多湿で食品の鮮度が保ちにくいという理由もある[4]

関連項目編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ デニッシュ・クラウン・フーズ・ジャパン株式会社の情報
  2. ^ デニッシュクラウン・ジャパン株式会社の情報
  3. ^ あなたはスパム?それともチューリップ? マイグレートライフおきなわ
  4. ^ 『沖縄県謎解き散歩』下川裕治、仲村清司編、「ポーク」「ツナ缶」というアメリカ文化、はるやまひろぶみ著、ISBN 978-4404041463、p180-181

外部リンク編集