ディスタンスDistance)は、ベーシスト音楽プロデューサーであるバーナード・エドワーズが率いる1980年代後半のロック/ファンク・バンドで、パワー・ステーションを模したものであった。バンドは、元シックかつパワー・ステーションのメンバーであるエドワーズ(ベース)とトニー・トンプソン(ドラム)で構成され、後のバッド・カンパニーのメンバーであるロバート・ハートがリードボーカルを担当し、セッション・ミュージシャンのエディ・マルチネスがギター、ジェフ・ボヴァがキーボードを担当した。

ディスタンス
Distance
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ジャンル ロックファンク
活動期間 1987年 - 1989年
レーベル リプリーズ・レコード
旧メンバー バーナード・エドワーズ
トニー・トンプソン
ロバート・ハート
エディ・マルチネス
ジェフ・ボヴァ

この「スーパーグループ」は、1989年の『アンダー・ザ・ワン・スカイ』(リプリーズ・レコード)という1枚のアルバムのみをリリースした。アルバムはチャート入りできず、ヒットを生み出せなかった。ゴー・ウエストの片割れであるリチャード・ドラミーが「Everytime I Stand Up」という曲で共作としてクレジットされている。

ディスタンスは、1987年のウーピー・ゴールドバーグの映画『バーグラー/危機一髪』にクラブ・バンドとして出演した。バーナード・エドワーズは映画の音楽プロデューサーを務め、その作中に登場した曲の功績が認められた[1]

ディスコグラフィ 編集

スタジオ・アルバム 編集

  • 『アンダー・ザ・ワン・スカイ』 - Under the One Sky (1989年、Reprise)

サウンドトラック・アルバム 編集

  • Burglar: Original Motion Picture Soundtrack (1987年) ※「Bernie's Groove」「New Way of Living」を収録。同時期の「News at 11」はシングルで発売された

シングル 編集

  • 「ダンシング・イン・ザ・シティ」 - "Dancing In The City"/"News At 11" (1987年、MCA) ※上記サウンドトラック・アルバムからのスプリット盤。ディスタンスはB面「11時のニュース」を収録。A面はベリンダ・カーライルの楽曲
  • 「タイム・アウト・フォー・ザ・バーグラー」 - "Time Out For The Burglar"/"News At 11" (1987年、MCA) ※同上。A面はザ・ジャクソンズの楽曲

映画出演 編集

脚注 編集

  1. ^ Discogs.com, Burglar soundtrack entry, Under One Sky entry, Bernard Edwards entry

外部リンク 編集