デブエットとは、食事を用いて体重を増やして体を大きくさせる行為のことである。ダイエットの対義語である[1]

起源 編集

かつてフジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(めちゃイケ)内のコーナー「みんなでデブエット」において、標準体重を大きく下回る矢部浩之ナインティナイン)の痩せぶりを心配した「ガリタ食堂」の栄養士・ガリタ[注釈 1]が、矢部やゲスト出演者を行きつけの店に連れ回しながら高カロリーな料理を食べさせて太らせるという行為を、「デブエット」と呼んでいた[2][3][4]

著名人の実践例 編集

  • 水泳選手の入江陵介は、2015年秋から開始した体重の増加をねらいとした炭水化物を中心とする食事量の増加法を「デブエット」と呼んでいる[5][6]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 当時、番組のチーフプロデューサーを務めていたフジテレビ編成制作局バラエティー制作センター副部長の明松功の愛称。

出典 編集

  1. ^ 健康的な「デブエット」で太る方法は?”. exciteニュース. 2019年10月23日閲覧。
  2. ^ デブエット推進!めちゃイケ企画「ガリタ食堂」がアプリ化”. ナタリー. 2019年10月23日閲覧。
  3. ^ アプリリリース記念、めちゃイケ「ガリタ食堂」ガリタさん登場”. ナタリー. 2019年10月23日閲覧。
  4. ^ めちゃイケ・ガリタ食堂のアプリは、「デブエット」を推奨します!”. エキサイトニュース. 2019年10月23日閲覧。
  5. ^ 入江 筋力UPへ“デブエット”世界選惨敗、増量へ食事改善”. スポーツニッポン新聞社. 2019年10月23日閲覧。
  6. ^ 水泳入江「デブエット」、福士は量3倍 食こだわる代表”. 朝日新聞. 2019年9月3日閲覧。