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トアホテル英称Tor Hotel)は兵庫県神戸市北野町1908年(明治41年)に開業したドイツ系資本の高級ホテルトーアホテルとも呼ばれる。ホテルは1950年(昭和25年)に焼失し、跡地には神戸外国倶楽部が建つ。その名はトアロードに残されている。

トアホテル
トアホテル
トアホテル
ホテル概要
設計 下田菊太郎
開業 1908年
最寄駅 JR神戸線元町駅 徒歩10分
所在地 神戸市中央区北野町四丁目15番1号
位置 北緯34度41分55.13秒 東経135度11分7.81秒 / 北緯34.6986472度 東経135.1855028度 / 34.6986472; 135.1855028座標: 北緯34度41分55.13秒 東経135度11分7.81秒 / 北緯34.6986472度 東経135.1855028度 / 34.6986472; 135.1855028
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目次

歴史編集

トアホテルは、イギリス人の富豪F・J・バーデンズの屋敷「The Tor」(トールの家)があった場所に建てられた。本館は1908年(明治41年)に竣工し開業した。旧香港上海銀行長崎支店などを手がけた日本人建築家下田菊太郎 設計による全客室バス付の本格的ホテル専用建築で、当時「スエズ以東で最高のホテル」と称された。

トアホテルは日本人向けに「東亜ホテル」という名称も積極的に用いた。「トア(Tor)」という名称については、ホテル開業以前にこの場所にあったバーデンズの屋敷名との関連性が指摘され、英語の「小山」に由来するという説、ドイツ語の「門」に由来するという説など諸説あるが、命名に関しての客観的な証拠がなく決め手に欠ける(トアロード#名称の由来参照)。

大規模な建造物であったが山麓すぐに位置していたため、第二次世界大戦の戦災を免れた。しかし戦後GHQに接収され、その管理下にあった1950年(昭和25年)に原因不明の火災により全焼した。

現在編集

ホテルが営業していた当時の外構の大部分は現存し、神戸外国倶楽部が引き継いでいる。これらはトアホテル竣工以前、その広大な敷地に住んでいたイギリス人富豪F・J・バーデンズの大邸宅の遺構である。現存する石垣にはA.C.1890の文字が刻まれている。

トアホテルが面していた、旧居留地から北野町へ至る坂道トアロードと呼ばれるようになり、それは焼失から約60年経った現在も変わりない[1]

脚註編集

関連項目編集

外部リンク編集