トニー・ウォード
アンソニー・ボーデン・"トニー"・ウォード(Anthony Borden "Tony" Ward、1963年6月10日 - )は、アメリカ合衆国のモデル、俳優 [1]。
トニー・ウォード Tony Ward | |
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本名 | Anthony Borden Ward |
生年月日 | 1963年6月10日(61歳) |
出生地 | サンノゼ・カリフォルニア州 |
職業 | モデル、俳優 |
略歴
編集トニー・ウォードは1963年6月10日にカリフォルニア州サンタクルーズでロバート・ボーデン・ウォードとカレン・エリザベスの間に生まれた。ウォードは3兄弟の2番目で幼少期を主にサンノゼで過ごした後、ソノラに移り、高校を卒業した。そこから彼は俳優、モデル、ダンサーになるという夢を追求するためにロサンゼルスに移住した。ウォードは、カリフォルニア州サラトガのウェストバレー大学に通っていたときにスカウトされ、18歳でモデル業を開始した。
モデルとしてのキャリア
編集ウォードは1983年にモデルとしてのキャリアをスタートさせ、国際的なスーパーモデルとして名声を博した。まず最初にハーブ・リッツによるカルバン・クラインの下着の写真が撮影され、その後、カール・ラガーフェルド、スティーブン・クライン、スティーブン・マイゼル、ディミトリス・テオカリス、テリー・リチャードソン、最初にトニーにリッツを紹介したリック・カストロなどの写真家や、ロベルト・カヴァッリ、シャネル、ドルチェ&ガッバーナ、ディーゼル、フェンディ、 H&M 、ヒューゴボスなどのファッションブランドやデザイナーとも仕事を共にした [2] [3] [4]。
ウォードはニューヨーク市のDNAモデル・マネージメント、イタリアのミラノのホワイ・ノット・モデルエージェンシー、ロンドンのプレミア・モデル・マネージメント、ロサンゼルスのフォトジェニックス・モデル・マネージメント、コペンハーゲンのユニークモデルス、パリのバナナ・モデルスと契約を交わした [5]。
ウォードは彼自身のファッションブランド「シックス・イン・ザ・フェイス」を持つ [6] [7]。
ウォードはコルト・スタジオ・グループの有名な写真家ジム・フレンチによって撮影された事もある。
俳優業
編集1996年、ウォードはブルース・ラ・ブルースとリック・カストロが監督した映画『ハスラー・ホワイト』で初主演を務めた。
1998年には、ヨッヘン・ヒックによるロサンゼルスのアダルト映画を撮影する人々のセックス・ライフを追ったアダルト・ドキュメンタリー「Sex/Life in L.A.」に出演した [8]。
ウォードは、2010年のゾンビ・スリラー映画『L.A. ゾンビ』でホームレスのジャンキーを演じ、ラ・ブルースと再び仕事した [9]。
私生活
編集ウォードは1990年代初頭にマドンナと交際しており、彼女のミュージック・ビデオのいくつか(「チェリッシュ」「ジャスティファイ・マイ・ラヴ」「エロティカ」)と1992年に物議を醸した写真集『SEX』に出演した[10]。1991年4月15日のピープル誌によればトニー・ウォードはマドンナとの交際中の8月21日にギリシャ系オーストラリア人の写真家アマリア・パパディモスとの急ごしらえの結婚式が行われたのをタブロイド紙が報じたのと同時期にマドンナと破局した。
トニーは画家兼写真家でもあり、ロサンゼルスに住んでいる。彼は現在3人の父親 [11]。
フィルモグラフィー
編集映画
編集- 1996年 - 『ハスラー・ホワイト』(ブルース・ラ・ブルース・リック・カストロ監督)- 主演[12] [13]
- 1998年- 『Sex Life in L.A.』(ヨッヘン・ヒック監督)[14] [15]
- 1999- Out in Fifthy(ボジェシー・クリストファーとスコット・リート監督)
- 2002- All About the Benjamin(ケビン・ブレイ監督)[16]
- 2007年- Story of Jen(フランソワ・ロトガー監督)- 主演[17]
- 2010- L.A. Zombie(ブルース・ラ・ブルース監督)[18]
- 2010 - Out Getting Ribs
ミュージック・ビデオ
編集- 1987 ABC 「キング・ウィズアウト・クラウン」(ヴォーン・アーネル監督とアンシア・ベントン監督)
- 1988 ベリンダ・カーライル「アイ・ゲット・ウィーク」(ダイアン・キートン監督) [19]
- 1989年 マドンナ「チェリッシュ」(ハーブ・リッツ監督)
- 1989年 テイラー・デイン 「ウィズ・エヴリ・ビート・オブ・マイ・ハート」(デヴィッド・ケロッグ監督)
- 1990年 マドンナ「ジャスティファイ・マイ・ラヴ」(ジャン・バプティスト・モンディーノ監督) [11]
- 1990年 トミー・ペイジ「アイル・ビー・ユア・エヴリシング」(グレッグ・マスアック監督)
- 1992年 マドンナ「エロティカ」(ファビアン・バロン監督) [11]
- 1995年 ラスティー「ミソジニー」(ブルース・ラ・ブルース監督)
- 1996年 ジョージ・マイケル「ファストラヴ」(ヴォーン・アーネル監督とアンシア・ベントン監督)
- 1996年 スパイス・ガールズ「 セイ・ユール・ビー・ゼア 」(ヴォーン・アーネル監督)
- 1999年 エステロ 「ザット・ガール」(パトリック・ヘルク監督)
- 2000年 シネイド・オコナー 「ジェラシー」(マイク・リプスコム監督)
- 2005年 リサ・マリー・プレスリー 「イディオット」(パトリック・ヘルク監督)
参考文献
編集- ^ Castro. “The Tony Ward Story”. Rick Castro Official Website. 2013年7月9日閲覧。
- ^ “I Was A Tony Ward Girl”. Archives.citypaper.net (1998年10月1日). 2013年7月9日閲覧。
- ^ “Tony Ward for Style Council MR PORTER | MR PORTER”. Mrporter.com. 2013年7月9日閲覧。
- ^ Kissel, William (1990年12月14日). “Los Angeles Times: Archives - FASHION The New Models Unconventional Looks Are in Vogue on the Runway and in Photo Layouts”. Pqasb.pqarchiver.com 2013年7月9日閲覧。
- ^ Alexander, Hilary (2004年1月23日). “The man with the pearl earring - Telegraph”. London: Fashion.telegraph.co.uk. オリジナルの2014年2月26日時点におけるアーカイブ。 2013年7月9日閲覧。
- ^ . (2002年7月21日). http://nl.newsbank.com/nl-search/we/Archives?p_product=PI&s_site=philly&p_multi=PI&p_theme=realcities&p_action=search&p_maxdocs=200&p_topdoc=1&p_text_direct-0=0F4F3122EEFD7C0D&p_field_direct-0=document_id&p_perpage=10&p_sort=YMD_date:D&s_trackval=GooglePM
- ^ “Newsday - The Long Island and New York City News Source”. Pqasb.pqarchiver.com. (1998年12月6日) 2013年7月9日閲覧。
- ^ H., W.. “Sex Life in L.A., directed by Jochen Hick | Film review” (英語). Time Out London 20 November 2018閲覧。
- ^ Amy Verner (2009年3月13日). “Beardo cover boys: hip and sexy or borderline creepy?”. Toronto: The Globe and Mail 2013年7月9日閲覧。
- ^ Hochswender, Woody (1990年10月21日). “Critic's Notebook; Fashion in Paris: Irrelevant, but Who Cares? - New York Times”. Nytimes.com 2013年7月9日閲覧。
- ^ a b c “Madonna's many men”. New York: NY Daily News. (2008年12月23日) 2013年7月9日閲覧。
- ^ Thomas, Kevin (1996年9月20日). “Los Angeles Times: Archives - Movie Review; Upbeat 'Hustler' Walks on L.A.'s Wild Side”. Pqasb.pqarchiver.com 2013年7月9日閲覧。
- ^ Holden, Stephen (1996年9月20日). “Hustler White (1996): Stalking the Urban Wildlife In Night's Darkest Corners”. The New York Times 2013年7月10日閲覧。
- ^ “Sex Life In L.A.”. The Skinny. 2013年7月9日閲覧。
- ^ Bhob Stewart (2008年). “Sex-Life-in-L-A- - Trailer - Cast - Showtimes - NYTimes.com”. The New York Times. オリジナルの2008年1月15日時点におけるアーカイブ。 2013年7月9日閲覧。
- ^ “The Salt Lake Tribune - Archives”. Nl.newsbank.com. (2002年5月17日) 2013年7月9日閲覧。
- ^ “Story of Jen”. Lefigaro.fr (2007年10月29日). 2013年7月9日閲覧。
- ^ “Australia bans LaBruce's grotesque gay sex film, L.A. Zombie - Last Word”. Metroweekly.com (2010年7月21日). 2013年7月9日閲覧。
- ^ “Archives - OrlandoSentinel.com”. Pqasb.pqarchiver.com. (1988年4月17日) 2013年7月9日閲覧。