トランプボーイ』は、パック・イン・ビデオ1990年3月29日に発売したゲームボーイ用ソフト。

トランプボーイ
ジャンル テーブルゲーム
対応機種 ゲームボーイ
開発元 パック・イン・ビデオ
発売元 パック・イン・ビデオ
人数 1 - 2人(対戦プレイ)
メディア 256キロビットロムカセット[1]
発売日 日本 199003291990年3月29日
デバイス 通信ケーブル
その他 型式:DMG-TBJ
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概要 編集

大富豪スピード神経衰弱の3つのトランプのゲームが遊べる。

「大富豪」では「ジ・エンターテイナー」、「スピード」では「ウィリアム・テル序曲第4部」、「神経衰弱」では「インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV 772」の音楽が流れる。

ゲーム内容 編集

大富豪 編集

  • プレイヤー1名にCPU5名を加えた6名が同時に参加する。
  • ジョーカーは1枚で、ワイルドカードとしての使用は不可。
  • 革命、階段、8切り、都落ちなどのローカルルールはなし。
  • 最初の順番はランダム。
  • 大貧民は配付時に2枚の強いカードを大富豪に取られ、大富豪は配付時に不要なカード2枚を大貧民に渡す。
  • 貧民は配布時に1枚の強いカードを富豪に取られ、富豪は配付時に不要なカード1枚を貧民に渡す。
  • 2回目以降の順番は大貧民→貧民→平民(2人いる場合は順位が上が先)→富豪→大富豪。
  • 最初の持ち点は100点。
  • 大富豪は+10点・富豪+5点・貧民は−5点・大貧民は−10点。
  • 持ち点が0点になったら脱落。
  • 3者が脱落し、残り3者になったら、その時点の3者の持ち点で上から順位を決定。

スピード 編集

  • 1対1のゲーム。
  • お手つきをすると5秒停止。

神経衰弱 編集

  • 1対1のゲーム

登場キャラクター 編集

CPU 編集

  • しぇふ
  • おさる
  • はかせ
  • れおな
  • みるく

CPUレベルが高い方から順。但し、大富豪においてはCPUによるレベルの差はない。

評価 編集

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通24/40点[2]
ファミリーコンピュータMagazine16.94/30点[1]

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計24点[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、16.94点(満30点)となっている[1]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.54 2.69 3.00 3.03 2.84 2.84 16.94

続編 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、213頁。 
  2. ^ a b トランプボーイ まとめ [ゲームボーイ]”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage. 2018年6月10日閲覧。