ニュー・ラオス・ナショナルスタジアム

ニュー・ラオス・ナショナルスタジアム: New Laos National Stadiumラーオ語: ສະຫນາມກິລາແຫ່ງຊາດ)は、ラオスの首都ヴィエンチャン都のラオス・ナショナルスポーツコンプレックス内にある多目的スタジアムである。コンプレックスは6つの建物(2つのインドア競技場、競泳場、テニスコート、射撃場、アップ場)と本メインスタジアムにより構成される。

ニュー・ラオス・ナショナルスタジアム
ニュー・ラオス・ナショナルスタジアムの位置(ラオス内)
ニュー・ラオス・ナショナルスタジアム
施設情報
所在地 ラオスの旗 ラオス ヴィエンチャン都
位置 北緯18度03分43秒 東経102度42分14秒 / 北緯18.0619度 東経102.7039度 / 18.0619; 102.7039座標: 北緯18度03分43秒 東経102度42分14秒 / 北緯18.0619度 東経102.7039度 / 18.0619; 102.7039
起工 2007年10月28日
開場 2009年9月22日
所有者 ラオス政府
運用者 ラオス政府
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105×68 m
建設費 9800万ドル
使用チーム、大会
収容人員
25,000

概要 編集

アヌウォン・スタジアムに代わる新たな国立競技場として2009年に設立された。収容人数は25,000人[1]。主にサッカーの試合に用いられ、サッカーラオス代表のホームスタジアムとして利用される。

建設 編集

  • 2007年4月3日起工式、2007年10月28日より本格建設が開始され、2009年9月22日にラオス政府に完成引き渡しが行われた。建設は雲南建工である[4]
  • 建設費は雲南建工が9800万ドルの融資を受けて肩代わりし、その見返りとしてサイセター総合開発区の開発権を得ている。

管理 編集

競技場主任のクンペング・カムマングによると、大規模スタジアムの維持管理には莫大な費用がかかり教育スポーツ省より一部の清掃資金が捻出されているものの十分ではないと説明している。ラオス国家スポーツ委員会の管理下で各スポーツ連盟が各自の設備の維持を行うことで合意していたが、これらの連盟も施設を維持する予算がなく多くの施設が放置されているという。また、電気代や水道代の支払いや管理費で毎月多大な支出が必要であり困難であるとしている[5]

交通アクセス 編集

ヴィエンチャンの中心街からは遠く離れているためバスもしくはタクシーの利用が推奨される。ヴィエンチャンのワットタイ国際空港よりタクシーで約30 - 40分。

脚注 編集

  1. ^ soccerway.com
  2. ^ Laos Confident New Stadium Will Be Completed on Time for SEA Games voanews.com
  3. ^ 第16回アセアン大学競技大会
  4. ^ “第25回SEA GAME競技場が引き渡し”. パテートラオ紙. (2009年9月23日) 
  5. ^ “国立競技場が荒廃”. Vientiane Times紙. (2014年7月17日) 

外部リンク 編集