ノック! ノック! ようこそベアーハウス

ノック! ノック! ようこそベアーハウス』(原題:Bear in the Big Blue House)は、ディズニー・チャンネルで放送された子供向け番組。制作はw:Mitchell Kriegmanw:The Jim Henson Company。 この番組はベアーと仲間たちのパペットが自分たちの生活を通して生活に必要なことを教えていくという内容である。

2004年、 The Jim Henson Company はこの番組のメディアフランチャイズ権をウォルト・ディズニー・カンパニーに売った。キャラクターの所有および操作はThe Muppet Holding Company, LLCが行っている。

概要編集

この番組は2・3歳ほどの子供たちを対象にしており、物の形や重力、家事の手伝い方、季節、さらにはトイレトレーニングを教えることもある。 このエピソードの終わりにベアーはバルコニーへ出て、友人である賢いのルナと共に視聴者にその時放送したことのおさらいをし、ニッコリ笑ってベッドにもぐる。

この番組には遊ぶパートもあり、"Where oh where oh where is Shadow?"(♪どこだ どこだ どこだ シャドウ?)というフレーズの後にベアーの仲間たちの影が現れ、少女の影(その名もシャドウ)がほんのちょっと現れ、子どもにはわからないジョークが織り込まれた面白い話を影絵風に紹介する。

デイタイム・エミー賞の子供向け部門などで受賞している[1][2]

登場人物編集

ベアー
英:ノエル・マクニール/吹き替え:野沢那智(会話)、野沢聡(歌)
身長6フィート(183cm)の明るい茶色をしたくま。子どもたちが学習する手引きをするのが好きで、子供にやさしい。子どもたちに近い目線で教えている。
トリーロ
英:タイラー・バンチ/吹き替え:渡辺真砂子
キツネザル。興奮しやすい。
タター
英:ピーター・リンツ/吹き替え:山崎たくみ
頭のよいネズミ。
ピップとポップ
英:ピーター・リンツ(ピップ)、タイラー・バンチ(ポップ)/吹き替え:飛田展男(ピップ)、竹村拓(ポップ)
カワウソの双子。
オジョ
英:ヴィッキ・エイブナー/吹き替え:こおろぎさとみ
想像力豊かな小熊。
ルナ
英:リン・シグペン/吹き替え:磯辺万沙子
賢い月。
シャドウ
英:タラ・ムーニー/吹き替え:中村千絵

スタッフ編集

  • 原作 - Mitchell Kriegman
  • エグゼクティブプロデューサー - Mitchell Kriegman、Brian Henson
  • シリーズ構成 - Lindsey Aikens
  • 美術監督 - John Pollard
  • 編集 - Tony Breuer、Marybeth Benivegna、Rob Hall
  • 音楽プロデューサー - Peter Lurye
  • プロデューサー - Richard A. Fernandes、Andy Yerkes
  • アソシエイトプロデューサー - Stacey Adams
  • 助監督 - Dean Gordon
  • 監督 - Hugh Martin

日本での放送編集

日本ではテレビ愛知が関連会社を通じて放映権を取得[3]。日本語版を制作し、同局ローカルで2002年4月3日に放送したのを最初に[1]2004年3月28日まで毎週水曜日午前7時30分-午前8時放送された。[4]放送終了後にCS放送のキッズステーションで全国放送。2008年にはBS放送のTwellVでもディズニー・チャンネル枠として全国無料放送された。(この時、キッズステーションからの番組供給は行っていなかった。)

これ以外の放送局(TXN系列局など)で放送されたかは不明。

脚注編集

  1. ^ a b 第190回 テレビ愛知放送番組審議会”. テレビ愛知 (2002年6月10日). 2019年12月1日閲覧。
  2. ^ Bear in the Big Blue House / Awards”. IMDb. IMDb.com. 2019年12月1日閲覧。
  3. ^ “シリーズ・地方民放の地上デジタル「戦略方程式」(第4回) TVA(テレビ愛知) ケータイ連動番組や海外買い付けなどオリジナルソフト拡充”. 月刊ニューメディア (ニューメディア). (2002-6). http://www.newww-media.co.jp/backnumber/y2002/r02066.html 2019年12月1日閲覧。. 
  4. ^ “番組表”. 中日新聞. (2002年4月3日-2004年3月28日) 

外部リンク編集