ハインツ・ギュンター・グデーリアン

ハインツ・ギュンター・グデーリアンドイツ語: Heinz Günther Guderian、1914年8月23日 - 2004年9月25日)はドイツ連邦軍装甲旅団長、装甲兵総監。 上級大将ハインツ・グデーリアンの息子である。最終階級は少将。

Heinz Günther Guderian
生誕 (1914-08-23) 1914年8月23日
ドイツの旗 ドイツ帝国プロイセン王国ゴスラー
(現在のニーダーザクセン州)
死没2004年9月25日(2004-09-25)(90歳)
ドイツの旗 ドイツボン、バート・ゴーデスベルク
所属組織
部門
軍歴
  • 1933年–1945年 (国防軍陸軍)
  • 1956年–1974年 (連邦陸軍)
最終階級
  • 参謀中佐Oberstleutnant im Generalstab) (国防軍陸軍)
  • 少将 (連邦陸軍)
部隊第116装甲師団
指揮General der Kampftruppen
戦闘第二次世界大戦
受賞騎士鉄十字章
親族ハインツ・グデーリアン (父)

経歴 編集

生い立ち 編集

マルガレーテ・グデーリアンとハインツ・グデーリアンの間に長男として生まれる。1933年4月1日に18歳で軍に入隊した。

第二次世界大戦 編集

ポーランド戦に父とともに参加。その後は西部戦線に従軍し、1944年第116装甲師団参謀となる。 同年10月、コブラ作戦後のファレーズ・ポケットからの脱出に成功した功績により、騎士鉄十字章を受賞。アーヘンの戦いではアメリカ軍に敗北したものの、ヒュルトゲンの森の戦いでアメリカ軍を撃退した。 1945年4月にルール地方へ撤退後包囲され、アメリカ軍に降伏。参謀中佐として終戦を迎える。

逮捕 編集

父とともに逮捕され同室で過ごした。

戦後 編集

釈放後はドイツ連邦軍に入隊し、装甲旅団長に就任後、父と同じく装甲兵総監に就任した。

1974年に少将で引退した。

参考文献 編集

  • Heinz Günther Guderian (1997年), Das letzte Kriegsjahr im Westen: Die Geschichte der 116. Panzer-Division, Windhunddivision, 1944–1945 (2., überarb. ed.), Sankt Augustin: SZ-Offsetdruck-Verlag, ISBN 3-932436-01-6
  • ハインツ・ギュンター・グデーリアンの著作およびハインツ・ギュンター・グデーリアンを主題とする文献 - ドイツ国立図書館の蔵書目録(ドイツ語)より。


外部リンク 編集