タプコル公園

韓国の公園
パゴダ公園から転送)

タプコル公園(タプコルこうえん、: 탑골공원)は、大韓民国ソウル特別市鐘路区にある公園である。別名パゴダ公園とも呼ばれている。また、表記揺れでタップコル公園と記されることもある。

タプコル公園
탑골공원
Tapgol Park
タプコル公園
タプコル公園
タプコル公園の位置(ソウル特別市内)
タプコル公園
分類 街区公園
所在地
面積 19599m²
駐車場 なし
告示 1897年
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タプコル公園
各種表記
ハングル 탑골공원
漢字 塔골公園
発音 タプコルコンウォン
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概要

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タプコル公園にある円覚寺跡十層石塔

この公園は1919年三・一独立運動の発祥地で、ここで独立宣言書朗読会が行われた。1991年10月25日、史蹟354号に指定された。

「タプコル」(塔コル)および「パゴダ」の名は、園内にある、大理石でできた13層石塔(基壇3層と塔身10層からなる)からきている。この石塔は李氏朝鮮王朝の王室の護寺だった円覚寺の遺跡で、韓国の国宝2号に指定されている。ほかにも円覚寺の碑文などが残存している。

朝鮮王朝第7代国王の世祖1464年、自らの犯してきた殺生を悔いるために、それまで荒れていた寺の跡を円覚寺と改称し、多くの堂宇や門、大蔵経殿、そして現在も残る十層石塔を建てた。しかし16世紀初頭、仏教排斥に熱心だった第10代国王燕山君の代に円覚寺は掌楽院に変えられ、王が音楽を聴いて妓生と遊ぶ享楽の場へと変えられてしまった。16世紀前半には建物もなくなり、十層石塔のみが残った。

1897年、政府の総税務司を務めていたアイルランド人ジョン・マクレヴィ・ブラウンの手によって庭園となり、1920年にソウル(当時は京城府)最初の公園として公衆に開放された。公園内には三・一独立運動を記念した塔や、独立運動家や愛国家を記念した銅像が建っている。

園内施設

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  • 3・1運動讃揚碑
  • 八角亭 
  • 3・1運動記念レリーフ 
  • 円覚寺碑
  • 円覚寺址十層石塔
  • 孫秉熙(ソン ビョンヒ)像
  • 万海韓竜雲禅師碑

交通

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地下鉄
ソウル交通公社1号線 鐘閣駅 徒歩5分

脚注

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関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯37度34分18秒 東経126度59分3秒 / 北緯37.57167度 東経126.98417度 / 37.57167; 126.98417