パワー・ゲーム
『パワー・ゲーム』(原題: Paranoia)は、2013年にアメリカ合衆国で製作されたスリラー映画。ジョゼフ・フィンダーの小説『侵入社員』を原作にしており、ロバート・ルケティックが監督を務めた。出演はリアム・ヘムズワース、ゲイリー・オールドマン、アンバー・ハード、ハリソン・フォード。
パワー・ゲーム | |
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Paranoia | |
監督 | ロバート・ルケティック |
脚本 |
ジェイソン・ホール バリー・L・レヴィ |
原作 |
ジョゼフ・フィンダー 『侵入社員』 |
製作 |
アレクサンドラ・ミルチャン スコット・ランバート ウィリアム・D・ジョンソン ディーパック・ナヤール |
製作総指揮 |
スチュアート・フォード サム・イングルバート シドニー・ダマズ クリストフ・ランデ アレン・リウ ウィリアム・S・ビーズレイ デヴィッド・グレートハウス ダグラス・アーバンスキー ライアン・カヴァナー タッカー・トゥーリー |
出演者 |
リアム・ヘムズワース ゲイリー・オールドマン アンバー・ハード ハリソン・フォード ルーカス・ティル エンベス・デイヴィッツ ジュリアン・マクマホン ジョシュ・ホロウェイ リチャード・ドレイファス |
音楽 | ジャンキー・XL |
撮影 | デヴィッド・タッターサル |
編集 |
ダニー・クーパー トレイシー・アダムズ |
製作会社 |
ゴーモン エンターテインメント・ワン IM・グローバル |
配給 |
レラティビティ・メディア 東京テアトル/ハピネット |
公開 |
2013年8月16日 2014年11月15日 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $35,000,000[1] |
興行収入 |
$13,785,015[1] $7,385,015[1] |
ストーリー
編集巨大IT企業「ワイアット社」に勤める青年アダムは、野心家だがなかなか結果を出せずにいた。ある日、アダムは自身の失敗の腹いせに会社の経費を私的流用してしまい、これがCEOであるワイアットに発覚してしまう。終わりを覚悟するアダムだったが、ワイアットは彼に極秘である命令を下す。それはワイアットの長年のライバルであるゴダードがCEOを務める巨大IT企業「アイコン社」に潜入し、新製品の情報を盗み出せというものだった。
ワイアットに弱みを握られてしまったアダムは断ることもできず、「アイコン社」に社員として潜入することになる。そこでアダムは幹部職員のエマと親密な仲になり、次第にゴダードからも信頼を勝ち得ていくのだった。今までとは打って変わった生活に酔いしれるアダムだったが、彼を待っていたのはワイアットとゴダード、二人の経営者の恐るべき本性だった。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- アダム・キャシディ - リアム・ヘムズワース(小松史法)
- IT企業「ワイアット社」に社員。7歳の頃に母を亡くした。
- ニコラス・ワイアット - ゲイリー・オールドマン(山路和弘)
- IT企業「ワイアット社」の社長。ゴダードの弟子にあたる人物。
- 「アイコン社」の幹部職員。
- 「アイコン社」のCEO。携帯の小型化を可能にした人物。麻薬で息子を亡くしている。
- ケヴィン - ルーカス・ティル
- アダムの同僚。
- Dr.ジュディス・ボルトン - エンベス・デイヴィッツ
- 行動心理学の専門家。
- マイルス・ミーチャム - ジュリアン・マクマホン(田村真)
- アダムをワイアットの元に連行した。
- エージェント・ギャンブル - ジョシュ・ホロウェイ
- FBI。
- フランク・キャシディ - リチャード・ドレイファス(魚建)
- アダムの父親。病気を患っている。
- アリソン - アンジェラ・サラフィアン
- ケヴィンと一緒に歩いていた女性。
日本語版スタッフ
編集- 日本語字幕 - 杉山緑
- 日本語吹替翻訳 - 税田春介
- 日本語吹替演出 - 宇出喜美
参考文献
編集- ^ a b c “Paranoia” (英語). Box Office Mojo. 2015年2月3日閲覧。