リチャード・ドレイファス

リチャード・スティーヴン・ドレイファス[1]Richard Stephen Dreyfuss, 1947年10月29日 - )は、アメリカ俳優。身長165cm[2]。左利き。

リチャード・ドレイファス[1]
Richard Dreyfuss
Richard Dreyfuss
2008年6月8日マンハッタンのビッグ・アップル・コンベンションにて
本名 Richard Stephen Dreyfus
生年月日 (1947-10-29) 1947年10月29日(70歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
民族 ユダヤ系アメリカ人
ジャンル 俳優
活動期間 1964年-
配偶者 Svetlana Erokhin
主な作品
卒業
アメリカン・グラフィティ
ジョーズ
未知との遭遇
グッバイガール
スタンド・バイ・ミー
オールウェイズ

目次

経歴編集

ニューヨークブルックリンにてロシア系ユダヤ人の家庭[3][4]に生まれる。9歳のとき、家族と共にロサンゼルスに移り住む。

1940年代後半(日本でいう戦後)生まれのハリウッドの主演男優たちの中ではデビューは比較的早く、1960年代半ばからテレビに出演し始めた。大学に入学したものの1年で中退して舞台にも立つようになった。舞台で名声を得、1967年、二十歳の時に映画デビュー。同年のダスティン・ホフマンの『卒業』や往年の大女優スーザン・ヘイワード主演の映画『哀愁の花びら』に端役で出演している。また、往年の人気ドラマ『ベン・ケーシー』『奥さまは魔女』にも出演している。

1972年3月17日、舞台『君が人生の時』(ウィリアム・サローヤン作、エドウィン・シェリン演出)でヘンリー・フォンダジェーン・アレクサンダーらと共演した。

1973年、『デリンジャー』にベビーフェイス・ネルソン役として出演。また同年、『アメリカン・グラフィティ』の主人公カートを演じ、映画俳優として脚光を浴び始める。

1977年公開の『グッバイガール』で第50回アカデミー賞主演男優賞を受賞。スターの座を確たるものにしたかに見えたが、ドラッグ問題でその後低迷。80年代末ころから復活し、小柄な体格(165cm[2])にユーモアの効いた個性を活かした役を得意とし、役者として円熟期に入った。

スティーヴン・スピルバーグとは親しい間柄で、75年の『ジョーズ』に始まり現在まで彼の3作品に出演している。

一族はかの有名なドレフュス事件の主人公、アルフレッド・ドレフュスの末裔(あるいは親戚)との言い伝えがあるが[5]、異説もある[6]

日本語吹き替えでは樋浦勉が務めることが多い。兄のローリンも俳優。

主な出演作品編集

映画編集

公開年 邦題
原題
役名 備考
1967 哀愁の花びら
Valley of the Dolls
Assistant Stage Manager クレジットなし
卒業
The Graduate
Boarding House Resident クレジットなし
1968 俺たちに鎖はない
The Young Runaways
テリー
1969 海軍てんやわんや騒動記
Hello Down There
ハロルド・ウェブスター
1973 デリンジャー
Dillinger
ベビーフェイス・ネルソン
アメリカン・グラフィティ
American Graffiti
カート・ヘンダーソン
1974 グラヴィッツおやじの年季奉公
The Apprenticeship of Duddy Kravitz
グラヴィッツおやじ
ボーイ・ワンダーの孤独
Inserts
ボーイ・ワンダー
1975 ジョーズ
Jaws
マット・フーパー
1977 未知との遭遇
Close Encounters of the Third Kind
ロイ・ニアリー
グッバイガール
The Goodbye Girl
エリオット・ガーフィールド アカデミー主演男優賞 受賞
英国アカデミー賞 主演男優賞 受賞
ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
1978 私立探偵モーゼス
The Big Fix
モーゼス・ワイン 出演・製作
1980 コンペティション
The Competition
ポール・ディートリック
1981 この生命誰のもの
Whose Life is it Anyway?
ケン・ハリソン
1983 バディ・システム
The Buddy System
ジョー
1985 ビバリーヒルズ・バム
Down and Out in Beverly Hills
デイヴ
1986 スタンド・バイ・ミー
Stand by Me
作家
1987 張り込み
Stakeout
クリス
ナッツ
Nuts
アーロン
1988 パラドールにかかる月
Moon Over Parador
ジャック・ノア
1989 のるかそるか
Let It Ride
ジェイ
オールウェイズ
Always
ピート・サンディッチ
1990 ハリウッドにくちづけ
Postcards from the Edge
フランケンタール医師
ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
Rosencrantz & Guildenstern Are Dead
座長
1991 ワンス・アラウンド
Once Around
サム・シャープ
おつむて・ん・て・ん・クリニック
What About Bob?
レオ・マーヴィン
1993 ニール・サイモンの ヨンカーズ物語
Lost in Yonkers
Louie Kurnitz
張り込みプラス
Another Stakeout
クリス
1994 精神分析医J
Silent Fall
ジェイク・レイナー医師
1995 甘い囁き
The Last Word
ラリー
陽のあたる教室
Mr. Holland's Opus
グレン・ホランド アカデミー主演男優賞 ノミネート
アメリカン・プレジデント
The American President
ボブ・ラムソン上院議員
1996 ジャイアント・ピーチ
James and the Giant Peach
ムカデ 声の出演
NY検事局
Night Falls on Manhattan
サム・ヴィゴダ
マッド・ドッグス
Mad Dog Time
ヴィク
1998 ドクター・ジャガバンドー
Krippendorf's Tribe
クリッペンドーフ教授
2000 マイアミ・ガイズ -俺たちはギャングだ-
The Crew
ボビー・バルテレメオ
2001 クライム & ダイヤモンド
Who Is Cletis Tout?
マイコー・トビアス
2006 ポセイドン
Poseidon
リチャード・ネルソン
2008 ブッシュ
W.
ディック・チェイニー
2009 マイ・ビッグ・ファット・ドリーム
My Life in Ruins
アーヴ
2010 ピラニア3D
Piranha 3D
マット・ボイド
RED/レッド
Red
アレクサンダー・ダニング
2013 少女が大人に変わる夏
Very Good Girls
ダニー
パワー・ゲーム
Paranoiac
フランク・キャシディ
2014 SQUATTERS 〜不法占拠者〜
Squatters
デヴィッド・シルバーマン オリジナルビデオ
2015 ZIPPER/ジッパー エリートが堕ちた罠
Zipper
ジョージ・ヒラー

テレビシリーズ編集

放映年 邦題
原題
役名 備考
1965 ベン・ケーシー
Ben Casey
エピソード: Francini? Who Is Francini?
1966 ギジェットは15才
Gidget
エピソード: Ego-a-Go-Go
奥さまは魔女
Bewitched
ロドニー エピソード:Man's Best Friend
ぼくら1匹6人(ママ大奮闘)
Please Don't Eat the Daisies
エピソード: Francini? Who Is Francini?
1967 バークレー牧場
The Big Valley
エピソード: Boy Into Man
すてきなアン
That Girl
ジョニー・アーサー エピソード: Paper Hats & Everything
家主さんはナイスガイ
Hey, Landlord!
2エピソードに出演
パパのおやじは30才
The Second Hundred Years
ベン・ジュニア エピソード: No Experience Necessary
1976 エンテベの勝利
Victory at Entebbe
ヨナサン・ネタニヤフ
1991 逆転無罪
Prisoner of Horner
ピカール大佐 出演・制作
1997 オリバー・ツイスト
Oliver Twist
ファギン 共同制作・出演
2000 未知への飛行
Fail Safe
大統領
2001 レーガン/大統領暗殺未遂事件
The Day Reagan Was Shot
アレクサンダー・ヘイグ
2001-2002 The Education of Max Bickford マックス・ビックフォード 22エピソードに出演
2007 アウター・ゾーン
Tin Man
BB バボハウスキー ミニシリーズ
2010 Weeds ママの秘密
Weeds
ウォレン 4エピソードに出演
2011 Parenthood Gilliam T. Blount 4エピソードに出演
2012 昏睡病棟 -COMA-
Coma
ヒルサイド教授 ミニシリーズ、2エピソードに出演

脚注編集

  1. ^ a b 当記事の人物の場合、Dreyfuss (Dreyfus) の発音は /ˈdraɪfəs/ であり、日本語表記はリチャード・ドライファス、フルネームではリチャード・スティーヴン・ドライファスとするほうが近いが、あまり一般的ではなく、「ドレイファス」の表記が慣用化している。Say How: A, B, C, D”. National Library Service for the Blind and Physically Handicapped. アメリカ議会図書館 (2012年8月). 2013年11月14日閲覧。
  2. ^ a b Richard Dreyfuss - Biography” (英語). IMDb. 2012年4月7日閲覧。
  3. ^ Jacobs, Andrea. "Richard Dreyfuss at middle age: A rebellious Jew finds his own wisdom"[リンク切れ]. The Jewish Advocate. March 1995.
  4. ^ Academy Award Winning Actor Richard Dreyfuss Speaks at BHCC. PR Newswire.
  5. ^ Washington Post, January 22, 1978
  6. ^ New York Times, October 24, 2006

外部リンク編集