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ファニメーションFunimation Entertainment、Funimation ProductionsまたはFUNimation)は、アメリカ合衆国のエンターテインメント会社。1994年にゲン・フクナガによって設立され、2005年にナヴァール(Navarre Corporation)の子会社になったが後に不採算事業とされ、売却された。[3]

Funimation(ファニメーション)
以前の社名 ファニメーション・プロダクション(1994年–2005年)
ファニメーション・エンタテインメント(2005年–2011年)
企業形態 非上場
業種 マルチメディア 娯楽産業
設立 アメリカ合衆国テキサス州フォートワース (1994年)
創業者 ゲン・フクナガ
シンディ・フクナガ
本社 アメリカ合衆国テキサス州フラワーマウンド
事業地域 北アメリカブリテン諸島
主要人物 ゲン・フクナガ 社長兼CEO
コリン・デッカー ゼネラルマネージャー
製品 アニメ邦画アジア映画
所有者 ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントソニー(95%)
ゲン・フクナガ(5%)
親会社 独立会社 (1994年–2005年)
ナヴァール・コーポレーション (2005年–2011年)
ファニメーション・コミュニケーションズ (2011年–2017年)
ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン(2017年–現在)
子会社 ファニメーション・フィルム[1]
マンガ・エンタテインメント[2]
スローガン You Should Be Watching
ウェブサイト www.funimation.com
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2017年7月31日、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントのテレビ部門 ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが、株式を1億4300万ドルで取得すると発表[4]

この企業はアニメの制作や市場展開・配信などをおこなっており、現在本社はテキサス州フラワーマウンドにある[5]

歴史編集

ファニメーションは、1994年、ゲン・フクナガによってテキサス州フォートワースに設立された[6]。この企業は『ドラゴンボールZ』と『ドラゴンボールGT』の配信で大きな会社へと成長した。1999年までにこれらの作品はアメリカ合衆国のカートゥーンネットワークを通じて放映され、さらにはアメリカ国外でも放送されるようになった(ただし、カートゥーンネットワークに委託する前にファニメーション自身でこの2作を配信するという計画はあったが、実行にはいたらなかった)。

2005年5月11日、ファニメーションは1億40万USドルの現金と、ナヴァール・コーポレーションの株180万株分と引き換えにナヴァールの傘下へ入り、社名もファニメーション・プロダクションからファニメーション・エンタテインメントへ変更した。CEOにはゲン・フクナガがとどまった[7][8]

ナヴァールのCEO、ケイリー・ディーコン (Cary Deacon) が2008年2月に報告したところによると、ファニメーションは2007年12月に操業停止したジェネオンエンタテインメントのアメリカ部門を通して、いくつかの作品のライセンスを取得するための交渉が初期段階に入っているとした[9]。2008年7月、ファニメーションは未完成のまま打ち切りになった作品を含むジェネオンの作品の権利を購入した [10]。2008年のAnime Expoにおいて、ファニメーションは、かつてADVフィルムのものだった双日作品を30作以上購入したことを宣言した[11]

ファンサブへの対応編集

2005年、ファニメーションの法的部門は、ライセンス取得した作品の著作権保護についてより熱心な姿勢を見せだした。これらの作品のファンサブへリンクを張っているサイトに "cease and desist" (C&D) を送りつけ始めた。これと似たようなことは、数年前ADVフィルムも行っていた。ファニメーションの法的部門は、『ツバサ・クロニクル』、『BLACK CAT』、『SoltyRei』、その他北米では知られていないものを含め、ライセンスを取得したことを公表していない作品のファンサブ公開サイトに対してC&D書を送った [12]。ファニメーションは2006年10月06日に『XXXHOLiC』『蟲師』『RAGNAROK THE ANIMATION』などの放送を求めるファンサブサイトに対して送ったCease and Desistを通してライセンスを主張した。[13]

ナヴァールの売却とNiconicoとの提携編集

2010年の第一四半期に、ナヴァール・コーポレーションはファニメーションを「不採算事業」の分類に入れ、同社の売却の準備を始めた。ナヴァールは2011年4月にファニメーションがもともとの所有者であるゲン・フクナガも含まれる投資家のグループに2400万ドルで売却されたことを追認する声明を発表した。[3] ファニメーションがそのような低価格で(2005年に現金で約1億ドル、株式で1500万ドルもの額が元々の購入に当てられたのとは対照的に)売却されたわけは、ナヴァールがその製品に関わる商品を配給し続けるが、発売を制御しないという形を望んだからだと推測されている。ナヴァールはファニメーションのタイトルの独占配給社であり続けるだろう[要出典]

2011年10月14日に、ファニメーションはニコニコ動画の英語版のNiconicoとの半永久的な提携を発表した。ストリーミングおよび家庭向けビデオリリース用のアニメのライセンス付与を目的とした「Funico(ファニコ)」ブランドという形をとっている。この時から事実上、Niconicoが同時放送しているすべてのタイトルがファニメーションによって取得されたということである。[14]

アメリカ国外での放送編集

ファニメーション自身は、アメリカ国外への直接的なリリースを行っていないが、イギリスのRevelation Filmsや、オーストラリア・ニュージーランドのマッドマンエンタテインメントといったところは二次的にライセンスを取得している。2005年末、Beez Entertainmentの『WOLF'S RAIN』とファニメーションの『鋼の錬金術師』は、衛星放送Rapture TVの大ヒットアニメの1つになった(なお、OPは途中からREADY STEADY GOに変更された)。『幽☆遊☆白書』もイギリスでの放送が決まったが、どの年齢層を対象にしているかまでは不明。

ファニメーションチャンネル編集

ADヴィジョンのAnime Networkにつづいて、ファニメーションは24時間アニメを放送するデジタル・ケーブルチャンネルであるファニメーションチャンネルを始めた。OlympuSATが独占的に配信しており、ファニメーションチャンネルは、ビデオ・サービス・プロバイダを使うことができる。2015年12月31日に、Funimation&Olympusatは取引を終了し、Funimationのタイトルをチャンネルにもうブロードキャストしません。 Funimationは2016年にFunimation Channelを再開する計画を発表したが、そのチャンネルはTokuとして再開された。

携帯電話向けサービス編集

2008年7月、ファニメーションとRed Planet MediaはAT&Tスプリント・ネクステルの加入者向けのビデオ・オン・デマンドを始めるとした[15] 。その一環として、『銀河鉄道物語』、『月詠-MOON PHASE-』、『GUNSLINGER GIRL』の配信が行われた。

無料オンラインサービス編集

2006年9月、ファニメーションはYouTubeに公式チャンネルを設け、ライセンスを取得した作品のDVD-Boxセットの宣伝や、アニメの映像や、先行放送をアップロードしている。2008年9月にはHuluにもチャンネルが作られた[16]

脚注編集

  1. ^ About Us - Funimation Films”. ファニメーション. 2019年8月6日閲覧。
  2. ^ Sudo, Tadashi (2019年5月29日). “米国ファニメーション 英国の老舗日本アニメ配給会社マンガ・エンタテインメント買収”. アニメーションビジネス・ジャーナル. 2019年8月6日閲覧。
  3. ^ a b “Navarre Corporation Announces Sale Of FUNimation Entertainment”. GLOBE NEWSWIRE. (2011年4月4日). オリジナルの2011年4月7日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110407020523/http://www.tradershuddle.com/20110404196448/globenewswire/Navarre-Corporation-Announces-Sale-of-FUNimation-Entertainment.html 2011年4月4日閲覧。 
  4. ^ “ソニー・ピクチャーズ 米国の日本アニメ配給ファニメーションを買収”. アニメーションビジネス・ジャーナル. (2017年8月1日). http://animationbusiness.info/archives/3541 2017年9月26日閲覧。 
  5. ^ “Funimation moving headquarters to Flower Mound”. Fort-Worth Star Telegram. (2007年6月7日). http://www.star-telegram.com/business/story/128185.html 2007年6月7日閲覧。 
  6. ^ “Interview with Gen Fukunaga, Part 1”. ICv2. (2004年11月1日). http://www.icv2.com/articles/news/6036.html 2008年2月8日閲覧。 
  7. ^ “Navarre Corporation Acquires Funimation, and Provides Financial Update and Guidance” (プレスリリース), Navarre Corporation, (2005年5月11日), オリジナルの2012年7月10日時点によるアーカイブ。, https://archive.is/20120710044610/http://ir.navarre.com/phoenix.zhtml?c=105157&p=irol-newsArticle&ID=709018&highlight= 2006年7月8日閲覧。 
  8. ^ “Navarre Completes Funimation Acquisition” (プレスリリース), ICv2, (2005年5月12日), http://www.icv2.com/articles/news/6866.html 2008年2月8日閲覧。 
  9. ^ “Navarre/FUNimation Interested in Some Geneon Titles”. ICv2. (2008年2月8日). http://www.icv2.com/articles/home/12043.html 2008年2月8日閲覧。 
  10. ^ “FUNimation Entertainment and Geneon Entertainment Sign Exclusive Distribution Agreement for North America” (プレスリリース), funimation.com, (2008年7月3日), オリジナルの2008年7月7日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20080707102907/http://www.funimation.com/f_index.cfm?page=news&id=454 2008年7月3日閲覧。 
  11. ^ “Funimation Picks Up Over 30 Former AD Vision Titles” (プレスリリース), animenewsnetwork.com, (2008年7月4日), http://www.animenewsnetwork.com/news/2008-07-04/funimation-picks-up-over-30-former-ad-vision-titles 2008年7月4日閲覧。 
  12. ^ Funimation Enforces Intellectual Property Rights (ANN)”. 2006年10月14日閲覧。
  13. ^ Funimation Sends out Cease & Desist Letters For Multiple Anime (ANN)”. 2006年10月14日閲覧。
  14. ^ Funimation, Niconico to Jointly License Anime”. Anime News Network (2011年10月14日). 2012年8月13日閲覧。
  15. ^ “Full Seasons of the Best Anime from FUNimation Channel Launch on JumpInMobile.TV – The New Mobile Video-on-Demand Service from Red Planet Media”. Anime News Network. (2008年7月9日). http://www.animenewsnetwork.com/press-release/2008-07-09/full-seasons-of-the-best-anime-from-funimation-channel-launch-on-jumpinmobile.tv-the-new-mobile-video-on-demand-service-from-red-planet-media 2008年7月9日閲覧。 
  16. ^ http://www.animenewsnetwork.com/news/2008-09-23/hulu-website-launches-channel-for-free-legal-anime

外部リンク編集