ブランシュ・デヴルー
ブランシュ・デヴルー(Blanche d'Évreux, 1331年 - 1398年10月5日)は、フランス王フィリップ6世の2番目の王妃。ブランシュ・ド・ナヴァール(Blanche de Navarre)とも。フランス王ルイ10世の娘であるナバラ女王ジャンヌ(フアナ2世)とエヴルー伯およびナバラ王であるフィリップ・デヴルー(フェリペ3世)の次女。ナバラ王シャルル2世(カルロス2世)、ロングヴィル伯フィリップ、ボーモン伯ルイの姉。ルイ10世の弟シャルル4世の王妃ジャンヌ・デヴルーは父方の叔母である。
ブランシュ・デヴルー Blanche d'Évreux | |
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フランス王妃 | |
![]() ブランシュとフィリップ6世と娘ジャンヌ | |
在位 | 1350年1月11日 - 8月22日 |
出生 |
1331年 |
死去 |
1398年10月5日![]() |
埋葬 |
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結婚 | 1350年1月29日 ブリ=コント=ロベール |
配偶者 | フランス王フィリップ6世 |
子女 | ジャンヌ |
父親 | フィリップ・デヴルー |
母親 | ナバラ女王ジャンヌ(フアナ2世) |
生涯 編集
1350年1月29日に、父の従兄で母方の祖父ルイ10世の従弟でもあるフィリップ6世と結婚した。フィリップ6世は最初の妃ジャンヌをペストで亡くしていた。結婚から7ヶ月余り後の1350年8月22日にフィリップ6世は死去したが、翌1351年に一女ジャンヌが生まれた。彼女はアラゴン王フアン1世と婚約したが、1371年にアラゴンへ向かう途上で死去した。
ブランシュは1398年に死去し、サン=ドニ大聖堂に葬られた。