ブルーズ (ラグビー)
ブルーズ（英: Blues）は、スーパーラグビーに参加するニュージーランドのラグビーチーム。本拠地はオークランドのイーデン・パーク、ノース・ハーバー・スタジアム。
| 正式名称 | Blues | |
|---|---|---|
| ユニオン | ニュージーランドラグビー | |
| 愛称 | The Blues | |
| 創設年 | 1996年 | |
| 本拠地 |
 オークランド | |
| 地域 |
オークランド ノースハーバー ノースランド | |
| グラウンド | イーデン・パーク | |
| 収容人数 | 50,000 | |
| ヘッドコーチ | レオン・マクドナルド | |
| 主将 | ダルトン・パパリイ | |
| 所属リーグ | スーパーラグビー | |
| 2023 | 3rd(プレーオフ:準決勝敗退) | |
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| 公式サイト | ||
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概要 編集
ニュージーランド北島北部に位置するノースランド、ノース・ハーバー、オークランドの各ラグビー協会所属選手とドラフト選手から選抜・編成されるチーム。1996-1999シーズンのチーム名はオークランド・ブルーズ。
スーパー12、スーパー14を合わせ、3回のスーパーラグビー優勝経験を持つ。ラグビーニュージーランド代表（オールブラックス）に多くの選手を輩出する名門チームである。
チームカラーは青。
歴史 編集
1996年創設。
スーパーラグビー初年度となる1996シーズンから2連覇を達成した[1]。
2003シーズンのスーパーラグビー優勝を最後に 上位進出から遠ざかっていた。
2013年にニュージーランドラグビー協会（NZRU）が、ニュージーランド国内にある5つのスーパーラグビーチームの運営権を開放。これによりブルーズは、ニュージーランド北島にある3つの地域ラグビー協会（オークランド、ノースハーバー、ノースランド）と民間投資家との有限責任パートナーシップによって運営されている[1]。
2020年からの新型コロナウイルスの世界的流行以後、スーパーラグビーは再編成へ動いた。時期を同じくして、チームは復調へ向かった。
コロナ渦のなか、臨時で開催された2020年のスーパーラグビー・アオテアロアで準優勝[2][3]。2021年のみ開催のスーパーラグビー・トランスタスマンで優勝し、18年ぶりの大会制覇を遂げた[4]。2022年にスーパーラグビーがスーパーラグビー・パシフィックに改称された大会では、準優勝となった[5][6]。
2024年に来日し、2月3日に東京サントリーサンゴリアス、2月10日に横浜キヤノンイーグルスと対戦[7]。
タイトル 編集
- スーパー12優勝 3回（1996年、1997年、2003年）
- スーパー12準優勝 1回（1998年）
- スーパーラグビー・アオテアロア準優勝 1回（2020年）
- スーパーラグビー・トランスタスマン優勝 1回（2021年）
- スーパーラグビー・パシフィック準優勝 1回（2022年）
成績 編集
スーパーラグビー戦績 編集
| シーズン | 試合数 | 勝 | 分 | 敗 | 順位 | プレーオフ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1996 | 11 | 8 | 0 | 3 | 2位 | 優勝 |
| 1997 | 11 | 10 | 1 | 0 | 1位 | 優勝 |
| 1998 | 11 | 9 | 0 | 2 | 1位 | 準優勝 |
| 1999 | 11 | 4 | 1 | 6 | 9位 | ― |
| 2000 | 11 | 6 | 0 | 5 | 6位 | ― |
| 2001 | 11 | 4 | 0 | 7 | 11位 | ― |
| 2002 | 11 | 6 | 0 | 5 | 6位 | ― |
| 2003 | 11 | 10 | 0 | 1 | 1位 | 優勝 |
| 2004 | 11 | 6 | 1 | 4 | 5位 | ― |
| 2005 | 11 | 6 | 0 | 5 | 7位 | ― |
| 2006 | 13 | 6 | 0 | 7 | 8位 | ― |
| 2007 | 13 | 9 | 0 | 4 | 4位 | ベスト4 |
| 2008 | 13 | 8 | 0 | 5 | 6位 | ― |
| 2009 | 13 | 5 | 0 | 8 | 9位 | ― |
| 2010 | 13 | 7 | 0 | 6 | 7位 | ― |
| 2011 | 16 | 10 | 1 | 5 | 4位 | ベスト4 |
| 2012 | 16 | 4 | 0 | 12 | 12位 | ― |
| 2013 | 16 | 6 | 0 | 10 | 10位 | ― |
| 2014 | 16 | 7 | 0 | 9 | 10位 | ― |
| 2015 | 16 | 3 | 0 | 13 | 14位 | ― |
| 2016 | 15 | 8 | 1 | 6 | 11位 | ― |
| 2017 | 15 | 7 | 1 | 7 | 9位 | ― |
| 2018 | 16 | 4 | 0 | 12 | 14位 | ― |
| 2019 | 16 | 5 | 1 | 10 | 13位 | ― |
| 2020 | 8 | 6 | 1 | 1 | 2位 | ― |
| 2021 | 8 | 4 | 0 | 4 | 3位 | ― |
| 2022 | 14 | 13 | 0 | 1 | 1位 | 準優勝 |
| 2023 | 14 | 10 | 0 | 4 | 3位 | ベスト4 |
注：1996年シーズンから2005年シーズンまではスーパー12での成績、2006年シーズンから2010年シーズンまではスーパー14での成績、2011年シーズン以降はスーパーラグビーでの成績、2020年、2021年シーズンはスーパーラグビー・アオテアロアでの成績、2022年シーズンはスーパーラグビー・パシフィックでの成績となる。（全15チームに拡大、2016年、2017年シーズンのみ全18チーム、2020年、2021年シーズンのみ全5チーム、2022年以降は12チーム）
スコッド 編集
2023シーズンのスコッド（2023年1月現在）
| ブルーズ スーパーラグビー・パシフィック スコッド[8] | ||
|---|---|---|
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プロップ フッカー ロック |
フランカー/No.8 スクラムハーフ フライハーフ |
センター ウイング フルバック |
太字はキャップを持っている選手。 はキャプテン。
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歴代所属選手 編集
- グラハム・ヘンリー（元ヘッドコーチ）
- レオン・マクドナルド(現ヘッドコーチ)
- ショーン・フィッツパトリック
- カルロス・スペンサー
- ロイス・ウイリス
- グレッグ・クーパー
- マイケル・ジョーンズ
- ブライアン・リマ
- モセ・トゥイアリイ
- ジョナ・ロムー
- ダニー・リー
- ジェームス・アレジ
- タニエラ・モア
- ワイサケ・ナホロ
- フィロ・パウロ
- ヴィリアミ・マアフ
- アンソニー・ボーリッチ
- ギャレス・アンスコム
- イサイア・トエアヴァ
- ディーン・ブード
- リーバイ・アウムア
- テビタ・リー
- クリス・ブイ
- タマティ・エリソン
- ジミー・トゥポウ
- チャールズ・ピウタウ
- ピアース・フランシス
- マラカイ・フェキトア
- ハドリー・パークス
- ソナタネ・タクルア
- トニー・マーシュ
- ダグ・ハウレット
- パウリアシ・マヌ
- マット・ダフィー
- ニック・メイヒュー
- アッシュ・ディクソン
- アンガス・タアバオ
- ダン・プライアー
- カラ・プライアー
- ルーク・マカリスター
- マット・ヴァエガ
- サム・プラットリー
- エモニ・ナラワ
- チャーリー・ファウムイナ
- ジェイミー・ブース
- レネ・レンジャー
- ロラギ・ビシニア
- オーガスティン・プル
- ハメ・ファイバ
- ブレンドン・オコナー
- ジョシュ・ベックハイス
- マット・マッガーン
- マイケル・リトル
- ワイマナ・カパ
- ベンジー・マーシャル
- ジェド・ブラウン
- ブレイク・ギブソン
- レニ・アピサイ
- ジャミソン・ギブソン＝パーク
- マフィー・タラマイ
- ブリン・ホール
- ブリン・ガットランド
- ベイデン・カー
- トニー・ランボルン
- サイモン・ヒッキー
- ダン・カーター
- ジョー・マーチャント
- ジェラード・カウリートゥイオティ
- レイ・ニウア
- ジェイコブ・ピアス
- オテレ・ブラック
- マット・モールズ
- TJ・ファイアネ
- ジョーダン・レイ
- カール・タアイナカアフェ
- ジョシュ・グッドヒュー
- ルーク・ロマノ
- ティム・ターハム
出典 編集
- ^ a b “We are the Blues” (英語). Blues Rugby. 2024年1月19日閲覧。
- ^ “【スーパーラグビー アオテアロア】 ブルーズ 写真付選手名鑑 - ラグビーリパブリック” (2020年6月13日). 2024年1月19日閲覧。
- ^ “約100日ぶりにコロナ感染者判明のNZ 完売の最終戦・ブルーズ対クルセイダーズ中止 - ラグビーリパブリック” (2020年8月14日). 2024年1月19日閲覧。
- ^ “ハイランダーズ姫野、力振り絞るも栄冠獲得ならず。ブルーズが熱闘制し18年ぶりに歓喜！ - ラグビーリパブリック” (2021年6月19日). 2024年1月19日閲覧。
- ^ “スーパーラグビー 2023年”. rugbydb.tokyo. 2024年1月19日閲覧。
- ^ “【スーパーラグビー・パシフィック】 激戦間違いなし！ 準決勝プレビュー - ラグビーリパブリック” (2023年6月16日). 2024年1月19日閲覧。
- ^ “日本開催決定！「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」NZから強豪2チームが来日 | 【公式】ジャパンラグビー リーグワン”. THE CROSS-BORDER RUGBY 2024 特設サイト (2024年1月2日). 2024年1月19日閲覧。
- ^ 2023 Squad announced . Blues(2022年10月26日). 2023年1月28日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- ブルーズ公式ホームページ（英語版）
- ブルーズ (@BluesRugbyTeam) - X（旧Twitter）
- ブルーズ (@bluesrugbyteam) - Instagram