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ブルー・ノート・スケール(ブルース・スケール、blue note scale)は、ジャズブルースなどで使用される音階

19世紀中頃、白人の奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人たちに「ドレミ…」の西洋音階を教えたところ、ヨーロッパ音楽には耳慣れない妙な音程で歌いだした。その音がどことなく物悲しい雰囲気を帯びていたため、ブルースの語源であり「憂うつ」を意味する「ブルー」の名称で呼ばれ定着したとされる。

メジャー・スケール(長音階)に、その第3音、第5音、第7音を半音下げた音を加えて用いるもの、もしくはマイナー・ペンタトニック・スケールに♭5の音を加えたものである。特に、♭5の音をブルー・ノートと呼ぶ。近代対斜の一種でもある。

Blue notes in major scale.png

ドから始まる音階の場合、第3音はミ♭、第5音はソ♭、第7音はシ♭となるので、ブルー・ノート・スケールは以下で表される。

ド - レ - ミ♭ - ファ - ソ♭ - ラ♭♭ - シ♭ - ド(ラ♭♭はソ・ナチュラルの音と(平均律では)等しい)

ロック・コード・スケール編集

ロック・コード・スケールは、ブルー・ノート・スケールから派生したもので、本来の名前はブルー・ノート・ペンタトニック・スケールである。ブルー・ノート・スケールからレとラを除いた5音音階で、ソ♭をソに戻した音階である。ブルース、ブルース・フィーリングのロックリフや、アドリブ・フレーズの土台となる。

ロック・コード・スケールは以下で表される。

ド - ミ♭ - ファ - ソ - シ♭ - ド[1]


なお、ロック・コード・スケールと言う呼び名は一般的ではない。 上記の音列はマイナー・ペンタトニック・スケールと同一である。

ブルースやロックのフレーズにおいてはブルーノートを加えたブルー・ノート・スケールが多用される。

脚注編集

  1. ^ 小林一夫『一目でわかるコードの知識』中央アート出版社、Tōkyō、2005年、84頁。ISBN 4813602827OCLC 676674257

関連項目編集