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ベルギー・ファースト・ディビジョンB

ベルギーのサッカー2部リーグ

チャレンジャー・プロ・リーグ（Challenger Pro League, 1B Pro League）は、ベルギーにおけるプロサッカーの2部リーグである[1]。

チャレンジャー・プロ・リーグ
Challenger Pro League
加盟国 ベルギーの旗 ベルギー
大陸連盟 UEFA
創立 2016
参加クラブ 16
リーグレベル 第2部
上位リーグ ベルギー・ファースト・ディビジョンA
下位リーグ ベルギー・ナショナル・ディビジョン1（英語版）
国内大会 ベルギーカップ
最新優勝クラブ RWDモーレンベーク（英語版） (2022-23)
テレビ局 ベルギーの旗 イレブンスポーツ
日本の旗 DAZN公式YouTube [※ 1]
公式サイト 公式ウェブサイト
2023–24（英語版）

歴史 編集

2016年にベルギー・セカンドディヴィジョンの所属チームが8チームに削減されることに伴い、その後継としてベルギーサッカー協会によって新設された[2]。2016–17から2019–20までの4シーズンのメインスポンサーはプロキシマスであり、プロキシマス・リーグと呼称された[3]。

2022-23シーズンより、U-23リーグの上位4チームを加えて12チームに再編してリーグ形式を変更。あわせてチャレンジャー・プロ・リーグに改称された[4]。

大会形式 編集

  • シーズンは前・後期に分けて争われ、全8クラブによる4回戦総当たりで行われる（前後期ともに2回戦総当たり）。シーズン終了後に前後期で優勝した2クラブによるホーム・アンド・アウェー昇格プレーオフが行われ、勝者がベルギー・ファースト・ディヴィジョンAへ昇格する。
  • 2020-21シーズンは前年までの2ステージ制ではなく、全8クラブが4回戦総当たりのホーム・アンド・アウェー方式となる。シーズン終了時に、1位のクラブがディヴィジョンAに自動昇格、2位のクラブはディヴィジョンAの15位のクラブとホーム・アンド・アウェーの入替戦を行う。
  • 2022-23シーズンは、22試合のシーズン終了後に全12クラブを上位6クラブ・下位6クラブに分けて10試合の昇格・降格プレーオフが行われ、昇格プレーオフ1位のクラブがジュピラー・プロ・リーグへ昇格、降格プレーオフ6位のクラブがナショナル・ディビジョン1（英語版）へ降格する[4]。

所属クラブ 編集

2022-23シーズン
2022-23シーズン所属クラブの所在地
クラブ ホームタウン ホームスタジアム 収容人数 前年度成績
クリュプNXT（オランダ語版）[※ 2] ブリュッヘ ダクナムスタディオン（オランダ語版） 12,136 リザーヴ・プロ・リーグ グループ1 2位[※ 3]
KMSKデインズ デインズ ビュルヘメーステル・ファン・デ・ヴィレスタディオン（オランダ語版） 7,515 ベルギー・ファースト・アマチュア・ディヴィジョン（英語版） 1位
リールセ・ケンペンゾーネン（オランダ語版） リール ヘルマン・ファンデルポールテンスタディオン（英語版） 14,538 ベルギー・ファースト・アマチュア・ディヴィジョン（英語版） 13位
ロンメルSK ロンメル スヴェラインスタディオン（オランダ語版） 8,000 通年6位（前期8位、後期6位）
RWDモレンベーク（オランダ語版） シント＝ヤンス＝モーレンベーク スタッド・エドモント・マヒテンス（英語版） 12,266 ベルギー・ファースト・アマチュア・ディヴィジョン（英語版） 6位
RFCセラン セラン スタッド・デュ・ペレイ（英語版） 14,234 通年4位（前期4位、後期3位）
KVCウェステルロー ウェステルロー（オランダ語版） ヘット・カイピー 8,035 通年1位（前期3位、後期2位）

歴代得点王 編集

シーズン 選手 所属 得点
2016-17   ディラン・デ・ベルデル（オランダ語版） リールセ 21
2017-18   ヤニック・アゲモン（フランス語版） ルーヴェン 10
    エステバン・カサゴルダ（英語版）
  フローラン・ステヴァンス（英語版） テュビズ
2018-19   レオナルド・ローシャ（英語版） ロンメル 16
2019-20   トーマス・アンリ（英語版） ルーヴェン 15

脚注 編集

[脚注の使い方]

注釈 編集

  1. ^ KMSKデインズ戦のみ。
  2. ^ ベルギーでの新型コロナウイルス感染拡大（英語版）の結果、2019-20 ベルギー・ファースト・ディヴィジョンB（英語版）からは2クラブが昇格したものの、2019-20 ベルギー・ファースト・ディヴィジョンA（英語版）からは降格したクラブはなかった。また、KSVルーセラーレとREヴィルトン（フランス語版）がライセンス剥奪を受け、それぞれベルギー・ナショナル・ディヴィジョン1（英語版）（3部相当）とベルギー・ディヴィジョン2（英語版）（4部相当）に強制降格、KSCロケレン・オースト＝フラーンデレンが破産しリーグから撤退したことで、リーグに新たに5クラブを追加する必要があった。2019-20 ベルギー・ファースト・アマチュア・ディヴィジョン（英語版）からは、本リーグ参加に必要なベルギー・プロサッカーライセンス（英語版）を取得したクラブは、KMSKダインゼ、RFCセラン、RWDモレンベーク（オランダ語版）、リールセ・ケンペンゾーネン（オランダ語版）の4クラブだけであったため、リザーヴ・プロ・リーグ グループ1に参戦していたクリュプNXT（オランダ語版）（クリュプ・ブリュッヘKVのBチーム）が追加され、8クラブでリーグ戦を行うこととなった。
  3. ^ 打ち切り時の順位。

出典 編集

  1. ^ “Nieuwkomer Dender EH opent opgefriste ‘Challenger Pro League’” (オランダ語). proleague.be. 2022年6月23日閲覧。
  2. ^ “La réforme du championnat approuvée: une grande lessive se prépare en D2 (INFOGRAPHIE)” (French). dh.be. (2015年6月15日). http://www.dhnet.be/sports/football/division1/la-reforme-du-championnat-approuvee-une-grande-lessive-se-prepare-en-d2-infographie-557f17fd3570dd0de7e13550 2015年7月8日閲覧。 
  3. ^ “Proximus agrees four-year Belgian football deal” (英語). Digital TV Europe. (2016年2月22日). https://www.digitaltveurope.com/2016/02/22/proximus-agrees-four-year-belgian-football-deal/ 2023年1月12日閲覧。 
  4. ^ a b "Format for Challenger Pro League in season 2022-2023" (Press release) (英語). Pro League. 1 March 2022. 2023年1月12日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集

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