ホンダ・ストリート
初代 VD/VH型(1981-1988年)
編集ホンダ・アクティストリート(初代) VD/VH型 | |
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前期型 ハイルーフ | |
中期型 ストリートL | |
後期型 4WDモデル | |
概要 | |
製造国 | 日本(三重県) |
販売期間 | 1981年-1988年 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 5ドア キャブオーバー型ワンボックスカー |
駆動方式 | MR/4WD |
パワートレイン | |
エンジン | EH型:550cc 直2 SOHC |
最高出力 | 28PS/5,500rpm |
最大トルク | 4.2kgf·m/4,000rpm |
変速機 | 5速MT/4速MT/3速AT |
サスペンション | |
前 | マクファーソンストラット |
後 | ド・ディオン式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 1,850mm |
全長 | 3,195mm |
全幅 | 1,395mm |
全高 | 1,745mm-1,895mm |
車両重量 | 710kg-720kg |
- アクティバンの上級モデル「アクティストリート」として登場。発売時の現金標準価格は「標準ルーフ」で71万5,000円。
- 1982年6月
- マイナーチェンジ。AT車の追加やヘッドライト形状(丸型→角型)の変更など、アクティバンとの差別化が図られたほか、クーラーに代わりエアコンがオプション設定される。「ストリートL」には5速MTが採用され、サンルーフ仕様車が用意された。
- 4WD車が追加され、4WD全車に前輪ディスクブレーキと5速MTが採用された。
- 1984年3月
- 4WDにAT車を追加。
- 1985年8月
- マイナーチェンジ。ヘッドライトの形状が変更され、2WD車にも前輪ディスクブレーキを採用。MTはギア比を高速向きに変更し、全車5速に変更された。
4速MTと5速MTのギア比の比較
4速MT | 5速MT | ||
---|---|---|---|
1速 | 4.081 | → | 3.820 |
2速 | 2.434 | → | 2.222 |
3速 | 1.656 | → | 1.573 |
4速 | 1.130 | → | 1.031 |
5速 | - | → | 0.750 |
最終減速比 | 6.555 | → | 6.232 |
-
中期型(リア)
-
後期型(リア)
2代目 HH1/2/3/4型(1988-2001年)
編集ホンダ・ストリート(2代目) HH1/2/3/4型 | |
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前期型 EX(660) | |
中期型 G・リミテッド | |
後期型 V | |
概要 | |
製造国 | 日本(三重県) |
販売期間 | 1988年5月-2001年9月 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 5ドア キャブオーバー型ワンボックスカー |
駆動方式 | MR/4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
E05A型:550cc 直3 SOHC E07A型:660cc 直3 SOHC |
最高出力 |
E05A型:34PS/5,500rpm E07A型:38PS/5,300rpm |
最大トルク |
E05A型:4.5kgf·m/5,000rpm E07A型:5.5kgf·m/4,500rpm |
変速機 | 5速MT/4速MT/3速AT |
サスペンション | |
前 | マクファーソンストラット独立懸架 |
後 | ド・ディオン式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 1,900mm |
全長 |
前期型:3,195mm 後期型:3,295mm |
全幅 | 1,395mm |
全高 | 1,870mm-1,880mm |
車両重量 |
前期型:790kg-840kg 後期型:810kg-900kg |
系譜 | |
後継 |
ホンダ・バモス (バモスホビオを含む)[1] |
- 姉妹車であるアクティと同時にフルモデルチェンジ。この代からモデル名の“アクティ”が外れ、「ストリート」となった。発売時の東京地区標準現金価格は「L」2WD MT車で92万円。
- 当時では珍しいリアのスライドドアに全開閉式ウインドウを採用したことや、リアシートが足下のスペースに完全に格納されるなどの装備で、後のステップワゴンやS-MXなどのホンダRVの原型を作った。時流に合わせフロントドアにパワーウィンドウ[2]が設定された。
- エンジンはE05A型のみ。同型式のアクティバン同様、モデルライフを通じて4WD車はMT仕様のみで、初代に存在したAT仕様は設定されなかった。
- マイナーチェンジ。軽自動車枠の拡大を受けてエンジンが660ccのE07A型となったほか、バンパーが大型化などで全長が100mm拡大し、「G」と「EX」にクリアレンズのフロントウインカーが採用された。
- 新グレードとして「EX」を追加し、「X」が「G」名称変更される。テールランプもアクティバン同様に初代トゥデイの後期型からの流用に変わり、アクティバン、バモスホビオで両車が生産終了した2018年まで使用されていた。
- 一部改良。ハイマウントストップランプを全車標準装備し、これまで4WDのみの設定だった運転席乗降グリップも全車標準装備、「EX」には電磁テールゲートオープナーが採用された。
- また、「EX」のウインドウがブロンズガラスからグレーガラスへ変更されたほか、ボディサイドとテールゲートのストライプやシート地が変更されている。
- 1993年10月
- マイナーチェンジ。ヘッドライトの形状が翌年に採用したアクティに先駆けて変更を受ける。グレード構成は「EX」が廃止され、PGM-FI仕様(44PS)を追加した「FOX」と「Xi」が追加される。
- 「FOX」はアウトドア志向のグレードとなり、4WDには唯一リアデフロックが搭載され、ラゲッジフックの追加(4ヶ所→6ヶ所)・荷室上部にサイドフック・パイプの装備・ガードパイププロテクターなどの専用装備が数多く搭載される。また、リアシートがアクティバンのベンチシートになりリアヒーターが省かれるなど、リアの居住性はスポイルされている。
- 1994年10月
- 一部改良。エアコンが新冷媒に変更され、快適装備を充実した。
- マイナーチェンジ。ウインカーレンズがクリア化される。PGM-FI仕様の「FOX」の廃止と、キャブレター仕様に「V」が追加された。
- 軽自動車規格改正に伴い生産終了。以降は在庫対応分のみの販売となる。
- 1999年6月
脚注
編集関連項目
編集- 本田技研工業
- ホンダ・アクティバン - 姉妹車
- ホンダ・バモス(2代目)/ホンダ・バモスホビオ-後継車
- 東住吉事件 - この車の燃料タンクのキャップの不具合でガソリンが漏出したことが事件の発端である火災の原因になったと指摘されている