メインメニューを開く

ボクサー (サイモン&ガーファンクルの曲)

1969年のサイモン&ガーファンクルの曲

ボクサー」(原題: The Boxer)は、サイモン&ガーファンクル1969年に発表した楽曲。

ボクサー
サイモン&ガーファンクルシングル
初出アルバム『明日に架ける橋
B面 ベイビー・ドライバー
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル フォークロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
作詞・作曲 ポール・サイモン
プロデュース ロイ・ハリーポール・サイモンアート・ガーファンクル
チャート最高順位
サイモン&ガーファンクル シングル 年表
ミセス・ロビンソン
b/w
旧友
(1968年4月)
ボクサー
b/w
ベイビー・ドライバー
(1969年3月)
明日に架ける橋
b/w
キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド
(1970年1月)
ミュージックビデオ
「The Boxer」 - YouTube
テンプレートを表示

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では106位にランクされている[2]

概要編集

1969年3月21日、シングル曲として発表された[1]。B面は「ベイビー・ドライバー」。

録音には100時間以上が費やされたと言われており、ナッシュビルニューヨーク市にあるコロムビア・レコードのスタジオで製作された。またボーカルの一部はニューヨーク市のセント・ポール教会で録音された[3]。バス・ハーモニカはチャーリー・マッコイの演奏[4]

同年5月17日付のビルボード・Hot 100で7位を記録し[5]1970年1月26日発売のアルバム『明日に架ける橋』に収録された。

時に本作品は、ボブ・ディランに対するあてこすりではないかと言われることがある(ディランは19歳のとき、故郷のミネソタ州ダルースからニューヨークに出た)[6][7]。ポール・サイモンはこの噂を否定し次のように述べている。

僕はその頃聖書を読んでいた。だから "workman's wages" とか "seeking out the poorer quarters" といった言葉はそこから生まれたんだと思うよ。この歌は聖書的であると同時に、僕自身についての歌だと思う[8]

当のボブ・ディランは、1970年6月に発表したアルバム『セルフ・ポートレイト』の中で本作品をカバーしており、念入りに多重録音によるハーモニーまで行っているが、その意図についてのディラン自身のコメントは発せられていない。

サイモンの1974年のライブ・アルバム『ライヴ・ライミン』にも収録されている。

失われた歌詞編集

本作品には「失われた歌詞」と呼ばれるパートがある。1969年11月のツアー(『ライヴ1969』に収録)に始まり、1973年~74年のポールのソロ・ツアー(『ライヴ・ライミン』収録)でも1981年のセントラル・パーク・コンサートでも披露されたが、スタジオ・バージョンのみ含まれていない歌詞が存在する。そのためこれは、作詞の段階でもともとあった部分だと考えられている。該当箇所は以下のとおり。

Now the years are rolling by me
They are rockin' evenly
I am older than I once was
And younger than I'll be; that's not unusual.
No, it isn't strange
After changes upon changes
We are more or less the same
After changes we are more or less the same

備考編集

この作品は日本のフォークソングに大きな影響を与えている(かぐや姫の「赤ちょうちん」、吉田拓郎の「結婚しようよ」)[要出典]

脚注編集

  1. ^ a b 45cat - Simon And Garfunkel - The Boxer / Baby Driver - Columbia - USA - 4-44785
  2. ^ “Rolling Stone's 500 Greatest Songs of All Time”. Rolling Stone. (April 2010). http://www.rollingstone.com/music/lists/the-500-greatest-songs-of-all-time-20110407/simon-and-garfunkel-the-boxer-20110526 2016年2月1日閲覧。. 
  3. ^ The Boxer by Simon & Garfunkel Songfacts
  4. ^ Charlie McCoy's Credits, Harmonica Session”. Charlie McCoy. 2016年2月1日閲覧。
  5. ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF MAY 17, 1969
  6. ^ Baker, G.A. Sleeve of Simon & Garfunkel: 20 Greatest Hits
  7. ^ Eliot, Marc (2010). Paul Simon: A Life. Hoboken, N.J.: John Wiley and Sons. p. 103. ISBN 0-470-43363-9. http://books.google.com/books?id=jQGOxvDsF-kC&pg=PA103&dq=%22the+boxer%22+%22bob+dylan%22+attack&hl=en&ei=yETTTo_SCcziggf7kICoDQ&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=6&ved=0CEwQ6AEwBQ#v=onepage&q=%22the%20boxer%22%20%22bob%20dylan%22%20attack&f=false 2016年2月1日閲覧。. 
  8. ^ freespace.virgin.net”. freespace.virgin.net. 2016年2月1日閲覧。