My Material Season

日本のメロディックデスメタルバンド

My Material Season(マイ・マテリアル・シーズン)は、日本の埼玉県草加市で結成された、メロディックデスメタルバンドである。

My Material Season
マイ・マテリアル・シーズン
My Material Season メンバー
基本情報
出身地 日本の旗 日本 埼玉県 草加市
ジャンル メロディックデスメタル
活動期間 2005年 -
レーベル Sound in Season Records
Walküre Records
Repentless
事務所 DIW PRODUCTS
公式サイト Official Twitter
メンバー Yoshihiro Nozaki(ドラムピアノシンセサイザー)
Akihiro Muto(ボーカル)
Yuya Sakurai(ギターベースヴァイオリン)
旧メンバー Thoru Hasegawa (ボーカル)
Masahiro Ozawa(ギター)
Shimpei Aida(ベース)

略歴

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2005年に、Yoshihiro Nozaki(Drums&Piano)とYuya Sakurai(Guitar)を中心に結成。「ピアノ・ドラマティック・デスメタル」と称した音楽スタイルは、ドラム&ピアノを担当する、Yoshihiro Nozakiがメインコンポーザーというだけあり、メロディックデスメタルを基調に、流麗なピアノと高速ツーバスがせめぎ合うスタイル。[1]

2008年ミニアルバム『Eyes Of Enemy』をリリース。ディスクユニオンを中心に全国のメタル取扱店舗で発売され、同年、大阪の老舗メタルレーベルLights out Recordsのアンダーグラウンド・メタル・コンピレーション・アルバム『THE REDHOT BURNING HELL.Vol.16』に2曲参加。

2009年シングル『Commit Suicide in The Paradise Lost』をリリースし、Nozakiが2009年8月に自主レーベル『Sound in Season Records』を設立。法務局に登記を申請した。2010年にはブラジルのIMPERATIVE MUSICのコンピレーションアルバム『IMPERETIVE MUSIC COMPILATION VOL.III』に参加。1stアルバム『Mind of You Fragile in Vitriform』をLights out Recordsのサブレーベル・WHITE ASHよりリリース[1]。ただし、発売や広告はWHITE ASHでレコーディングマネージメント等はメンバーのYoshihiro Nozakiの自主レーベルであるSound in Season Recordsが担う。

2010年6月にはMySpace上で、Nozakiが影響を公言する日本のメロディックデスメタルバンド、MYPROOFの『Thirty Hours Of Pain』のカヴァー曲を発表。同6月、2ndアルバムの制作を発表した。しかし7月、バンド中心人物のNozakiが体調を崩し、長期間にわたり入院を余儀なくされてしまう。病名は本人や家族の意向で公式には発表されていない。2011年3月には退院をし、引き続き活動を続けMyspaceに新曲を2曲公開し、自身の健在ぶりをアピールしている。ボーカルにAkihiro Mutoを、ベースにShimpei Aidaを迎え入れ引き続きアルバムレコーディングを開始し、2012年4月25日に2ndアルバム『Bridal Aisles Of Tragedy』をリリースした[2][注 1]。リリース後、Masahiro OzawaとShimpei Aidaが脱退。2014年3月5日、3rdアルバム『Awaking To The Piano Dramatic』を日本の新興レーベル・Walküre Recordsからリリースした。[注 2]また、「ヤングギター」にNozakiのインタビューが掲載された。[3]

2016年1月、20分以上に及ぶ組曲『Desire in the Black Material』のリリースを発表。[4]マスタリングエンジニアソニー・ミュージックスタジオの阿部充泰が担当した。[5]当初は2016年3月9日リリース予定であったが、製作スケジュールや楽曲の演奏難易度の都合から6月22日のリリースに延期しリリースした。[6]HMVオンラインにてNozakiのコラムが掲載された。[7]

2020年3月に4thアルバム『Bloody Pains Stigmata』をリリースした。[8]BURRN!」と「激ロックマガジン」にてNozakiのインタビューが掲載された。[9][10] 2021年2月、「BURRN!」 2021年2月号掲載の前田岳彦による「総括2020」にてBEST TUNEの1曲として同アルバム収録「Punish For My Weakness」が選出された。[11] 2021年6月、5thアルバム制作中を発表。先行配信のミュージックビデオ『Flame Of Destiny』を公開した。[12]

メンバー

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現在のメンバー

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バンドのリーダーで、全ての楽曲の作詞、作曲、編曲、レコーディングエンジニアを手掛ける。
マルチプレイヤーで、3rdアルバム以降のレコーディングでは、ギターレコーディングも行っている[10]
Veiyadra、ZEMINENCEでもボーカルとして活動している。
カントリーミュージック、ジャズを演奏するミュージシャンとして活動している。
4thアルバムでは本業の活動専念を理由に、一部曲のギターレコーディングで参加している。

旧メンバー

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  • Thoru Hasegawa - ボーカル
  • Masahiro Ozawa - ギター
脱退後も、ギターソロ等のゲスト参加している。
  • Shimpei Aida - ベース
脱退後もベースのレコーディングアドバイザーとして参加している。

サポートメンバー

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  • Tetsuhiro Kubota - ギター
  • Hiromasa Tanaka - ベース

ディスコグラフィ

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ミニアルバム

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  1. 2008年 『EYES OF ENEMY』
  2. 2016年 『Desire in the Black Material』

シングル

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  1. 2009年 『Commit suicide in the paradise lost』

フルアルバム

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  1. 2010年 『Mind of you fragile in vitriform』
  2. 2012年 『Bridal Aisles Of Tragedy』
  3. 2014年 『Awaking To The Piano Dramatic』
  4. 2020年 『Bloody Pains Stigmata』

参加作品

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  1. 2008年 『THE RED HOT BURNING HELL Vol.16』
  2. 2010年 『IMPERATIVE MUSIC COMPILATION VOL.III』
  3. 2012年 『Cataclyzm Vol.1』
  4. 2014年We ROCK Vol.39特別付録オムニバスCD』

脚注

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注釈

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  1. ^ 本作には先述のMYPROOF『Thirty Hours Of Pain』のカヴァーが収録され、アートワークはMYPROOFのギタリストShimpeiが担当した。
  2. ^ 本作にはGYZE(現RYUJIN)のRyojiとTHOUSAND EYESの窪田道元がゲストボーカルとして参加した。

出典

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  1. ^ a b CDジャーナル(2010年5月27日)より
  2. ^ CDジャーナル(2012年4月26日)より
  3. ^ ヤングギター2014年3月号 86-87ページ
  4. ^ ヤングギター(小澤明久 2016年8月4日)より 
  5. ^ ソニー・ミュージックスタジオより
  6. ^ BARKS(2016年6月20日)より
  7. ^ HMVコラムYoshihiro Nozaki(2016年5月25日)より。
  8. ^ https://gekirock.com/diskreview/2020/03/bloody_pains_stigmata.php 2020年3月6日閲覧。
  9. ^ BURRN!2020年5月号 68-69ページ
  10. ^ a b NozakiYoshihiro『My Material Season』(インタビュアー:荒金良介)、2020年3月4日https://gekirock.com/interview/2020/03/my_material_season.php2020年6月21日閲覧 
  11. ^ Repentless 2021年1月8日掲載 2023年9月20日閲覧。
  12. ^ https://gekirock.com/news/2021/06/my_material_season_flame_of_destiny.php  /メロディック・デス・メタル・バンド My Material Season、新曲「Flame Of Destiny」MV公開!(2021年6月29日)より。

外部リンク

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